キムラボ 〜 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

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木村聡子の最新自主開催セミナー情報!

商工会議所講師・満足度アンケート3位。税理士ブロガーの草分け的存在であり、ビジネス書著者でもある木村がお送りするセミナーだから、分かりやすには定評あり。しかも、超実践的!
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11/12・19 東京「逆算手帳」で夢を着実にモノにする!ビジネス書著者によるワークショップ
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こんにちは!時間・行動・お金をセルフコントロールする術を、ブログでお伝えしています。税理士の木村聡子(@kimutax)です。

本日5月27日、私にとって3冊目となる書籍が出版されました!

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先輩に聞いてみよう! 税理士の仕事図鑑 (学生・若手社会人のための働き方ガイド) という本です!

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「税理士の仕事図鑑」はどんな内容?「編集」ってどんなことをしたの?


税理士の仕事図鑑」は、就職や転職のため、税理士の資格取得を視野に入れている方向けの書籍です。


中央経済社さんから同じシリーズで、こちらの3つの書籍も同時にリリースされています。




税理士を目指す方向けの本ですが、働き方がまったく違う10人の税理士のリアルな姿に迫ることで、勤務税理士で独立を考えている方にとっても、参考になる本だと思います。

今回、本書に登場する10人の税理士は、こちらの方々(書籍内登場順)。

星田直太さん(新進気鋭の勢いのある税理士)
福田真弓さん(ベストセラー作家でもある税理士)
中瀬和正さん(海外で働く税理士)
・山内仁美さん(大手法人に勤める税理士)
松波竜太さん(コンサルタント税理士)
脇田弥輝さん(専業主婦からの転身税理士)
大久保俊治さん(三代目税理士)
糸数弘和さん(地方で活躍する税理士)
山本憲明さん(馬主&野球税理士)
・石川緑さん(税法大好き研究熱心税理士)

私は今回「編集」という形で、この書籍の出版に携わりました。

具体的に何をしたかというと…

・どんなカテゴリーの税理士を登場させるか考える(働き方が偏らないように)
・それぞれのカテゴリーから相応しい税理士の人選
・章立て、項目立て
・登場する税理士にどんな質問をするか、どんな原稿を書いていただくか考える
・原稿が集まったあとは、皆さんの文章の元の文体を生かしつつ、テイストを合わせる作業
・全体校正

書籍のコンセプトを理解した上で骨格を作り、さらに具体的なコンテンツを中央経済社の担当者の方と一緒に作りました。とても楽しい経験でした。

特に力を入れたのは、登場する税理士の人選です。「海外で働く税理士」と「大手法人に勤める税理士」は知り合いにはおらず、中央経済社さんの人脈を頼りましたが、あとの8名の方は、私が実際に親しくしている方で

「この方々だったら、税理士を目指す人にとって、模範になるに違いない!」

と、自信をもっておすすめできる同業者ばかりです。 

そうそう、本書の中に「質問コーナー」があります。 

私は「ありきたりの質問じゃつまらないない」と考え、自営業者でもある税理士が、お金や時間についてどんな価値観をもっているのかを浮き彫りにするため、考えに考え抜いてこんな2つの質問を用意しました。

「今まででいちばん奮発した買い物は?」
「,泙辰燭何も気にしなくてよい10日間の完全な休日、⊆分の意志で好きなことに使える現金100万円、好きなほうをプレゼントすると言われたら、,鉢△匹辰舛鯀ぶ?」

この質問に、登場している税理士がどう答えるかで、成果をあげている人々の金銭感覚や時間の使い方がわかるようになっています。予想どおり回答はとても面白く、我ながらここは上手くいったぞと、ニヤリとしています。

「税理士の仕事図鑑」に込めた思い(1)〜10数年前、建築士の友人から投げかけられた言葉への自分なりの回答


そして今回、私は本書に2つの思いを込めました。 その思いを書くことで、この本の内容の紹介に変えたいと思います。

まず、込めた思いその1。

10数年前のことです。まだ税理士を目指して受験勉強中だった友人数名・私・建築士の友人Aさんで飲み会をしました。その飲み会の帰り道、2人きりになったとき、Aさんがひとこと。

しかし、税理士の受験生って、勉強の仕方や暗記術の話ばかりしてるんだね。
建築士の受験生は、集まったら
『こんな建物を作りたい』『こんな建築士になりたい』
という話題で盛り上がるのに。

私はこのAさんの言葉に、かなりショックを受けました。

確かにそうだ…。 

建築士が手掛ける「建物」と違って、確かに、税理士の仕事はわかりづらいかもしれません。でも、税理士を目指す人にとって「税理士って、どんな仕事をしているのか」が、しっかり示されていないから、受験生もイメージしにくいのだと、Aさんの言葉で気づきました。

そして昨年、中央経済社さんからこの書籍の企画を頂いた時に真っ先に思い出したのが、この10数年前のエピソードだったのです。

10人のタイプの違う税理士を取り上げることで、税理士を目指す方が「合格後、こんな税理士になれたらいいな」とイキイキと多面的にイメージを想起できるような書籍にしよう。

そういう思いを、本書に込めました。

「税理士の仕事図鑑」に込めた思い(2)〜「ひとり税理士」は経営の原理に反している?


込めた思い、その2。

私は今は、1人で働く税理士です。ひとり税理士というと、独立開業仕立てでまだ顧客が少ないというイメージを持たれがちですが、私のような「中堅どころのひとり税理士」も、最近は増えてきたように思います。

そしてちょうど本書の編集に着手し始めた頃、たまたまある同業者がブログで、こんなことを言っているのを発見しました。

最近「ひとり税理士」というスタイルがあるようだが、どうなのだろうか。 顧客が増えてきたら、どうするのか。顧客を断るのか。 どうも「ひとり税理士」というのは、経営の成長の原理に反しているような気がしてしょうがない。

この一文を目にした瞬間、本書を通じてこの「反論」をしようと決めました。

私も独立開業当初(2000年)は、顧客を増やし、従業員を雇い、事務所を拡大させることこそが、税理士のビジネスモデルとして正しい姿と疑っていませんでした。

しかし2005年、私は従業員5名のうち4名から退職願を同時に出されるという痛い経験をし、税理士の仕事がほとほと嫌になりました。このスランプから脱するのに、数年かかりました。スランプ脱出のきっかけは、ブログ更新を始め、それをきっかけに物を書くこととセミナー講師の仕事を、収益の柱とすることができたからです。

人間には得手不得手があります。今から思えば私は、人を束ね大規模経営することは向いてなかったのでしょう。

もしも独立開業当初から柔軟に、税理士という資格を活かしながら自分の得意なことで人様のお役に立とうという発想があれば、数年間を棒に振ることはなかったかもしれません。

「規模の拡大こそ是である」という発想は、現代の社会が抱える矛盾からも、必ずしも正しくは無いというのは明らかです。

何をもって自分の人生の「満足」なのかを突き詰め、それを実現する手段として、自分の適性や能力を活かした働き方・生き方を実践していくことこそが、私は社会の発展に資すると考えます。それは自分が数年間の回り道をしたからこそ、辿り着いた境地です。

本書では

勤務している人・独立している人
大きな事務所を経営してる人・1人でやってる人
国内・海外
オーソドックスな税理士業で成功してる人・本業以外でも成果を収めてる人

をバランスよく登場させることで、読者の方に、拡大路線だけではない自営業の働き方の多様性を示すことができたら…という思いを込め、編集をしました。

まとめ


「税理士冬の時代」などと言われてますが、本書を読めば、税理士の可能性に気づくはず。

本書に登場する税理士は十人十色。自分の色を活かすことこそが、仕事をする上での活路であることに気づいて頂けると思います。

表紙の老若男女ステレオタイプではない税理士のイラストも、それを表しています。 

※最後に私の2冊目の著書の紹介です。ありがたいことに、韓国でも翻訳出版されました!2/11にはオーディオブックも出ました。今年はもう1冊著書を出すべく、準備中です。

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。
さらに詳細なプロフィール執筆・講演のご依頼近日開催セミナー情報公式サイト


コメント

コメント一覧

    • 1. さいあき
    • 2017年06月07日 16:50
    • おお、また本が出ましたね。
      おめでとうございます。

      今回の記事を拝見して意外に思ったのは、木村先生が、「一人税理士に関する一文を目にした瞬間、本書を通じてこの「反論」をしようと決めました。」という点です。

      自分は、税理士なんて自由業なんだから、どんなスタイルだって“アリ”だと思っています。

      「まったく何も気にしなくてよい10日間の完全な休日」なんて『普通じゃん(ノ∀`)』って思っている税理士だってたくさんいますしね(爆)。

      今後のご活躍を楽しみにしています。(^^)ノ
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