キムラボ 〜 旅する税理士・木村聡子のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

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こんにちは!時間・行動・お金をセルフコントロールする術をブログでお伝えしています。税理士の木村聡子(@kimutax)です。

プロ野球シーズンも佳境に入ってきました。…と、ここでいきなりですが、埼玉西武ライオンズに外崎修汰(とのさき・しゅうた)という選手がいます。


(8月25日、県営大宮球場にて撮影)


この外崎選手の応援歌がとても覚えにくいのです。おそらく、応援歌の覚えにくさではNPB12球団の選手の中でも屈指だと思われます。



私も覚えるのにとても苦労しました。

ところで、今回のブログは野球ネタではありません。この外崎選手の応援歌の覚えかたをなぞりつつ、税理士試験などの資格試験受験生を悩ませる「暗記のコツ」について、お話をしたいと思います。

暗記のコツ1「いつでもチェックできる状態にする」


私は、外崎選手の応援歌があまりにも覚えづらいので、試合の合間にスマートフォンですぐに確認できるよう、応援歌のページをブックマークしました。



つまり、いつでもチェックできる状態にしました。

これ、税理士試験などの資格試験の暗記にもいえることです。

教科書をバッグに入れておく、
教科書のスキャンデータをスマートフォンやタブレットで見ることができるようにしておく…、
などなど。

私は税理士試験の受験をしている頃、毎日仕事の行き帰りで覚える理論問題を1〜2題に絞り、理論問題の教科書をコピーしたものを通勤カバンに忍ばせ、いつでも眺めることができるようにしていました。当時はスマートフォンの無い時代でしたし、なるべく荷物を軽くしたかったので。

この方法、紙1枚だったので、どんな環境でもさっと取り出せて眺めることができます。たとえば、勤めていた会計事務所のお手洗いに持って行き、コッソリ眺めたりしていました(笑)。

暗記のコツ2「形で覚える」


▼外崎選手の応援歌が覚えづらい理由ですが、ここで歌詞を見てみましょう。
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かなり抽象的。めちゃくちゃ覚えにくいです。

▼そして面白いことに、この短い文中に「夢」という文字が3度も出てきます。これがさらに歌詞を覚えにくくしている要因なのですが、暗記する際はこの「夢」という文字をキーにして、「形で覚える」ようにします。
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▼これを脳内でこのように記憶します。
KIM blog-3 170831

「前半2節目と3節目で『夢』という漢字が出てきて、後半の最初のほうでもう一度『夢』という文字が出てくる」という骨格を、まず、つかむのです。あとは隙間を埋めていけば大丈夫。

▼税理士試験の理論暗記なども、目を閉じて、テキストのビジュアルが想起できるようになればしめたもの。実はこれ、構成を覚えたことになります。
image

脳が疲れているときなどはムリに覚えようとせず、教科書を眺めながら、全体の「形」を脳裏に焼き付けるだけでも、効果はあるんです。

暗記のコツ3「何はともあれやっぱり理解」


最終的に私が外崎選手の応援歌をしっかり覚えることが出来たのは、捉えどころのない歌詞を、自分なりに解釈したからでした。

『夢の舞台を駆け上がっていく外崎選手。早く、私たちを夢中にさせてくれるスターになってね』

このように、歌詞の世界観を頭に描きながら歌っていると、抽象的な応援歌が記憶として定着します。

つまり、資格試験の理論暗記も丸暗記に走るのではなく、自分なりに「この理論は、こうこうこういうことを言おうとしている」というストーリーを描いて覚えるようにするのです。このひと手間で、暗記はグンとラクになります。

暗記のコツ4「反復のタイミング」


あんなに覚えづらかった外崎選手の応援歌も、試合終盤の4〜5打席目になると、怪しいながらも歌えるようになるものです。

ところが、「よし、覚えた」と思った1か月後、久しぶりのライオンズ戦観戦の際には、すっかり歌えなくなっていることでしょう。

これがいわゆる「忘却曲線」です。人は何かを学んでも

20分後には42%忘れ
1時間後には56%忘れ
9時間後には64%忘れ
1日後には67%忘れ
2日後には72%忘れ
6日後には75%忘れ
31日後には79%忘れるのだから、致しかたありません。

しかし、最適なタイミングで復習をすれば、この忘却に歯止めをかけ定着させることができます。何でも、

学習した後24時間以内に10分間復習すると、記憶率は100%に戻り
次に、1週間以内に5分復習すれば記憶はよみがえり
次は、1か月以内に数分復習すればまた記憶は復活する

のだとか。つまり、埼玉西武ライオンズの試合に毎週のように行けば、外崎選手の応援歌も自然に口をついて出てくるようになります。

資格試験の勉強も、一度覚えたからといってほっといてはダメ。ローテーション表を作って、1週間以内と1か月以内に復習をするよう、心がけましょう。

▼私の税理士受験生の時の「ローテーション表」の一部
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あとが記


悔しいけれど、世の中には少なからず暗記の天才がいます。私にも「3回読めば覚えられる」という受験仲間がいて、当時、ものすごく羨ましかったです。しかし、天才に生まれなかったことを嘆いたところで事態は好転しません。

「いつでもチェックできる状態」
「形で覚える」
「自分なりのストーリーを描いて理解」
「1週間後、1か月後の復習」

これさえ愚直に徹底すれば、どんな人でも資格試験に合格するレベルには絶対になることを、凡人の私が保証します。

それにしても私、最近ライオンズネタ、多くね?


※私の2冊目の著書です。ありがたいことに、韓国でも翻訳出版されました!2/11にはオーディオブックも出ました。今年は3冊目の著書を出すべく、準備中です。

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。
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