最近ここで、花粉症の話題ばかりしているような気がします。昨夜は一端寝てから、24時前に花粉症が大爆発!くしゃみは連発するわ、目や顔まわりが痒いわで、眠れなくなりました。そこで薬を飲んで落ち着くまでFacebookしていたら、友人に「今日は宵っ張りですね!」と突っ込まれてしまいました!
よく「新商製品やサービス開発は、近未来を見据えること」が大切といいます。
しかし、天才でもない限り、未来に必要とされるモノやニーズを考えるのは、なかなか至難の業です。
そこでオススメなのは
「これから5年(10年)のうちに、なくなりそうなもの」
を考えること。
5年先・10年先に新しく生まれるであろうものを考えるのは、凡人にはハードルが高いですが、
「なくなるものは、何だろう?」
というのは、案外気づきやすいものです。それをヒントに、自社(自分)が何をしていけばいいのか考えると、思いがけないヒントが見つかります。
抽象的に言っているのもなんですから、自分の例をお話ししましょう。
これから5〜10年内に、きっと紙の書類が無くなりますね。
そうすると顧問先とのやりとりのしかたは、今からそれに合わせ、徐々に変えていく必要があります。
ファイリング、帳簿保存のしかたもガラッと変わるでしょう(現に変わりつつあります)。
中にはまだまだITが苦手という顧問先もありますから、対顧問先だけでなく、クラウド等の電子サービスの使い方×会計(経理・税務)という切り口で、自分の「IT、ガジェット好き」という特性を、サービスとして提供できるのではないかと考えています。
あと、「税理士」という資格もなくなるかもしれませんね。というと極端ですが、税務申告が簡単にできる時代が来る可能性は、私が死ぬまでに大いにあります。
それでも税務について、「右か左か、判断する」という部分は無くならないので、その判断スキルを提供するよう、今から徐々に事務所の方向転換をしています。また、個人や会社にとって「蓄財したい」というニーズは永遠だと思うので、「お金をセルフコントロールするための術」を伝える方向にも、これから動こうと考えています。
このように「なくなってしまうもの」から考えると、事業の方向性を見出しやすいですよ。
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きむカフェとは?
木村の「仕事のヒント集」は、気張った言葉ではなく、自分の実体験や経験にもとづくささやかな「ヒント」を書き続けていきたいと思っています。今後もどうぞよろしく(^^)
※昨年の12/11に私の2冊目の著書が発売されました!書店などで見かけましたら、手に取ってちらっと読んで頂けるだけでも相当嬉しいです
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