キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
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お勧めカテゴリ > 確定申告  所得税 > 申告と納税

こんにちは!時間・行動・お金をセルフコントロールする術を毎日ブログでお伝えしています。税理士の木村聡子(@kimutax)です。

土曜日は一週間の中で唯一「爆睡する日」と決めております。が、今日は14時間も眠ってしまいました…。いくらなんでも寝過ぎですね。

さて、今日も確定申告に関するお話しをさせていただきます。
 
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「確定申告書を作成したら、どうやって提出するのが一番いいの?」

先日、このような質問を友人から受けました。私たちにとっては当たり前のことでも、たまたま今回はじめて確定申告をするといった方などには、提出方法も悩まれることでしょう。

というわけで今日は、確定申告書の提出方法について、お話をさせて頂きます。


提出方法


確定申告書の提出方法は、大きく分けて3つあります。

1)直接税務署に持ち込んで提出(紙の申告書)
2)郵送等で提出(紙の申告書)
3)電子申告

直接税務署に持ち込んで提出


確実性・安心感から言えば、これが一番でしょう。
何たって、目の前で受け付けてもらえ、その場で収受印を押してもらえます。

難点と言えば、税務署が3月15日に近づけば近づくほど混み合うこと。

あと、お務めの方などは、平日に税務署に提出に行くことは困難ですよね。
(一部の税務署は確定申告期に日曜開庁しています。今年は2月21日と2月28日が開庁日となっています。)

郵送等で提出(紙の申告書)


税務署に持ち込んで提出が困難な方は、郵送で提出しましょう。

郵送の場合は、通信日付(郵便物に対して押される日付印の日)をもって提出日となりますので、個人の所得税の確定申告の場合、3月15日に投函・消印されれば期限内申告となります。

ここで注意したいのは「郵便」(第一種郵便物、つまり『手紙』)または「信書便」で送付しなければ「通信日付印の日=提出日」とならないこと。それ以外の送付手段で申告書を送ったら、税務署に届いた日(到達日)が申告書の提出日になります。

ですので、宅急便や郵便小包、ゆうパック、ゆうメール、ポスパケットで申告書は送らないよう、注意しましょう。だいいち、これらの送付手段で「信書」である申告書は送ってはいけません(いちおう法律違反)。

郵送で提出する場合は、書留? or 普通郵便?


郵送で提出する場合には、普通郵便か書留か悩まれるかもしれませんね。
結論から言うと、普通郵便でもまったく構いません!

ですが、申告期限ギリギリに出す場合や、万一の郵便事故に備えたい場合には、発送日を特定できる簡易書留やレターパックプラス(ライト)を利用することをオススメいたします!

申告書の控(と返信用封筒)を忘れずに!


税務署に持ち込む場合も、申告書を郵送で提出する場合も、申告書の控を作って持参(同封)しましょう。控に税務署収受印が押されて返されます。これがあったほうが、後日の問い合わせの時などにも安心ですよね。
 
郵送提出の場合は、返信用封筒に切手を貼って同封するのをお忘れなく。

電子申告


一番ラクなのは、準備ができていれば、電子申告ですね。
郵送等のコストも外出に要する時間もかかりません。
 
ただ電子申告は「今回たまたま確定申告する必要があって」という方には、あまり現実的でないかもしれませんね。今後ずっと申告をする必要があるという方は、電子申告にチャレンジしてみましょう。

電子申告は確定申告期間は24時間受付になるのもメリットです。ただ、3月15日の24時を過ぎて送信したものは、期限後提出扱いとされてしまします。くれぐれもご注意を!

まとめ


確定申告のオススメの提出方法は

・時間に余裕のある方、安全性を重視される方は、税務署持ち込み
・それ以外の方は、普通郵便で。 3月15日が迫ってきたら、簡易書留やレターパックで
・今後も申告書を提出するという方は、電子申告にチャレンジを 

といったところでしょうか!


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※昨年12/11に私の2冊目の著書が発売されました!本屋さんなどで見かけましたら、まずはお手にとって頂けるだけでも、とても嬉しいです(^^)

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


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