1月14日を〆るおはなし。
何日か前、たまたまネットで島田紳介さんの動画を見た。それが2時間弱の長い動画だったのだが、あまりにもその内容が素晴らしく、一気に見てしまった。時間を忘れるとは、こういうことを言うのだと思った。
ところが、見た直後で知ったのだが、その動画は商用DVDを違法にアップロードしたものだった。まったく、もー

そこで、内容の良さに敬意を表するのと、何度も観たいので、DVDを買った。
島田紳助、松本竜介
アール・アンド・シー
2007-05-30
私がお勧めするのは、このDVDの中のDISC1・第二章。
NSC(吉本総合芸能学院)で開催された、芸人のタマゴたちに向けた紳助さんの特別限定授業の様子を収録したもの。思い返すだけでも鳥肌が立つほど良い。最初は芸人らしい話術で聞かせるのかと思ったら、恐ろしく真面目で、実践的な内容なのだ。
何かを成し遂げたい、何かをカタチにしたいという人…そう、
税理士試験の受験生は、1日勉強を休んでも、絶対に見た方が良い。DVD代も時間も、まったく惜しくない。必ずモトがとれる。
紳介さんは、この授業の中で、受講生に
「メモをとらんといて」
と言う。それは、なぜか。
「学校の授業で習った方程式は覚えとらんやろ?でも、学生時代の彼女と話した時のことは、ついさっきのことみたいに覚えとるもんやないか。心で感じたことは、忘れない」から。
私もその紳介さんの教えに、素直に従う。
というわけで、この言葉もメモをとったわけじゃないので、正確ではないことはご了承ください(きっと、関西弁も酷いもんだと思います💧)。
でも、正確性より、どんな風に自分の中に残ったかが大切。
メモはとらなかったけど、おかげで紳介さんの話の内容、今でも芋づる式にぽんぽん出てくる。
その中でも一番心に残ったこの言葉を、税理士試験受験生に贈りたい。
阪神の掛布は、毎日500回素振りしたから、ミスタータイガースになったと言われているけど、それは違う。プロ野球選手なら全員、それくらい素振りしている。
じゃ、なぜ掛布はミスタータイガースになれたか。
500回のうち1回1回、ピッチャーが誰で、何球目で、どう投げてくるか、意識しながら振ったから。
やみくもに回数や時間をかけるのではなく
努力の「質」が大切。
税理士試験の受験で言うと
勉強時間や、解いた問題の数より
苦手な部分の見直しや、間違えた問題の解き直しが重要。
というか…この「紳竜の研究」、見たほうがいいのは、税理士試験受験生だけではない。
その他の受験生、学生、就職活動中の方、フリーランス、経営者…
何かを「これから切り拓いていかねばならない」という人が、どう戦略を立て、まっとうな努力をしていけばいいのか、普遍的に参考になる。メゲそうになったら、見返せばきっとまた、力をもらえる。
え?島田紳介が苦手?
大丈夫、私も苦手

だけど、見ている途中からそれすら忘れてしまったから。
追記:カープファン的には、紳介さんが「赤松」(もちろん阪神時代の…)と連呼するところがツボ。
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・髪型変更
・GoogleアドセンスのiPhoneアプリ
2017年1月14日の
1日1捨
・生まれてから18,482日 80歳まで10,738日
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※以前より
Life Stripeというブログで、その日の中で記憶に残った言葉を散文的にいろいろと紹介していました。それを引き継ぎ、こちらのブログで2015年6月4日から「〆のおはなし」をスタートさせました。
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キムラボとは?
※私の2冊目の著書です。海を渡って韓国でも翻訳出版されました!現在、3冊目の著書を出すべく、準備中です。
http://blog.kimutax.com/shinryu-no-kenkyu掛布は、毎日500回素振りしたから、ミスタータイガースになれたわけではない(紳竜の研究)
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