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9/3、税理士受験生向けセミナーを開く理由〜自分を役立てる道を模索し続けることが仕事人の使命
こんにちは!時間・行動・お金をセルフコントロールする術を、毎日ブログでお伝えしています。税理士の木村聡子(@kimutax)です。
9月3日に、税理士受験生向けのイベントを開催します。
▼(9月1日申し込み締め切りです。参加を検討されている方は、お早めにお申しこみを!)
「税理士受験生向け」と銘打ってはいますが、私は、限られた時間で最大の効果を発揮する論理的思考法についてお話しします。資格取得を目指す方のみならず、広く社会人の方に役立つ内容ですよ。
一緒に登壇する、脇田弥輝さんや伯母敏子さんのお話しも、受験生のみならず、これから税理士を目指そうとしている人、士業として開業を考えている人に刺さる内容になっています。
さて、今日のブログでは、私がなぜ受験生のためのイベントを企画するに至ったのか。
その大もとに関することについて書いてみます。
先日twitterのタイムラインを眺めていたところ、「東大もハーバードも頂点」な山口真由さんについて
「官僚としても、弁護士としても中途半端。勉強法のことばっかり喋っている」
と、否定的な意見を持たれている方のツイートが流れてきました。
私も以前なら、そのツイート主と同じ思いを抱いたかもしれません。数年前までは、受験校の講師ならいざしらず、税理士が受験生に対して勉強法や時間術について深くアドバイスすることは、
「自分が優位に立てる環境に身を置いて、優越感に浸る行為」
のように思えてならなかったからです。また、試験に合格し税理士登録したあとは、たまに受験生からアドバイスを求められた際に答えたりするのはいいけれど、税理士業に邁進すべきであると信じて疑わなかったのです。
しかし、今ではそういう考えは、まったくありません。
twitterで山口真由さんに対する辛辣なツイートをしている人は多いです。それは、
・いい大人になったら、一つ事に精進すべき
・いつまでも「自分探し」をしていることは恥ずかしい
という考えが、日本の社会の中では未だに根強いからでしょう。
そして先ほど書いたように、数年前の私であれば彼女を
「自分が優位に立てる環境に身を置いて、安易な道を選ぼうとしている」
と批判的に見ていたかもしれません。
しかし今の私は、彼女は素晴らしい頭脳と努力の持ち主でありつつ、エリート街道を選ばずに、自分がより他人に対して貢献できる道を模索している誠実な仕事人のように思え、好印象を持っています。
それは、私自信のここ数年の仕事感の変化に関係しています。
仕事感が変わった大きなきっかけは、松浦弥太郎さんの言葉に触れたことでした。
松浦弥太郎さんは、その著作を全部根こそぎ読むくらい大ファンです。「松浦弥太郎の仕事術」という本の中に
「仕事とは、自分を役立てること」
という一節があり、この言葉と出会った2012年以降、じわじわと自分の中で働き方の変革が起きました。
この言葉は一見、当たり前すぎることのようですが、この言葉の持つ意味を反芻すると、自分の中の仕事観が深まっていきます。
つまり、人は「自分は何がしたいのか?」ではなく、「自分を社会でどう役立てるか」を考え、最終的には、人を幸せにしていくことを目標にすることこそが、「仕事」なのだということ。
それをアタマだけでなく心から実感できるようになったとき、私は自分の仕事への硬直化したこだわりが消えていたのでした。
もちろん税理士は、税務の知識や申告書作成のスキルで、自分を役立てることもできます。
でも、思考停止しせず、そこに安住せず、
「もっと他者に貢献できる分野があるのでは?」
と模索し続けることこそが、仕事人としての使命なのです。
2012年以降の私は、人に説明したり教えたりしたことが好評だったので、それに磨きをかけようと考え、今は講師業・執筆業に力を入れています。
そして最近は
「木村さんを見ると元気になる」
「人を励ますのがうまい」
と言われることが多いことから、モチベーションコーチのようなことをしてみたいという気持ちが高まっています。
それを自分自信の成功体験と結びつけるならば、やはり支援すべきは、税理士などの資格試験受験生の支援なのではないかと。
これが今回、受験生向けセミナーを開いた大きな動機です。
もちろん、この分野をやると決めたらからには、片手間ではやりません。逆算手帳の認定講師になったのも、逆算手帳を通じて身につく「逆算思考」は資格試験受験生にぴったりだからです。やるからには徹底して「受験生のために役立とう」と決意しています。
近い将来、資格取得を目指す方向けの逆算手帳のセミナーをやりたいです!
ところで、よく「好きなことを仕事にする」と言いますが、私のこの考え方は、それとは矛盾していません。
というのも、「自分が役立つ」ことというのは、往々にして、得意だったり好きだったり熱中できることだからです。
それに
「役にたったよ!ありがとう」
と言われることが嫌いな人は、いないはずですものね!
▼私の2冊目の著書です。ありがたいことに、韓国でも翻訳出版されました!2/11にはオーディオブックも出ました。今年は3冊目の著書を出すべく、準備中です。
9月3日に、税理士受験生向けのイベントを開催します。
▼(9月1日申し込み締め切りです。参加を検討されている方は、お早めにお申しこみを!)
「税理士受験生向け」と銘打ってはいますが、私は、限られた時間で最大の効果を発揮する論理的思考法についてお話しします。資格取得を目指す方のみならず、広く社会人の方に役立つ内容ですよ。
一緒に登壇する、脇田弥輝さんや伯母敏子さんのお話しも、受験生のみならず、これから税理士を目指そうとしている人、士業として開業を考えている人に刺さる内容になっています。
さて、今日のブログでは、私がなぜ受験生のためのイベントを企画するに至ったのか。
その大もとに関することについて書いてみます。
※ブログランキングに参加しています!
キムラボとは? 山口真由さん批判のツイートで気づかされたこと
先日twitterのタイムラインを眺めていたところ、「東大もハーバードも頂点」な山口真由さんについて
「官僚としても、弁護士としても中途半端。勉強法のことばっかり喋っている」
と、否定的な意見を持たれている方のツイートが流れてきました。
私も以前なら、そのツイート主と同じ思いを抱いたかもしれません。数年前までは、受験校の講師ならいざしらず、税理士が受験生に対して勉強法や時間術について深くアドバイスすることは、
「自分が優位に立てる環境に身を置いて、優越感に浸る行為」
のように思えてならなかったからです。また、試験に合格し税理士登録したあとは、たまに受験生からアドバイスを求められた際に答えたりするのはいいけれど、税理士業に邁進すべきであると信じて疑わなかったのです。
しかし、今ではそういう考えは、まったくありません。
山口真由さんは「誠実な仕事人」
twitterで山口真由さんに対する辛辣なツイートをしている人は多いです。それは、
・いい大人になったら、一つ事に精進すべき
・いつまでも「自分探し」をしていることは恥ずかしい
という考えが、日本の社会の中では未だに根強いからでしょう。
そして先ほど書いたように、数年前の私であれば彼女を
「自分が優位に立てる環境に身を置いて、安易な道を選ぼうとしている」
と批判的に見ていたかもしれません。
しかし今の私は、彼女は素晴らしい頭脳と努力の持ち主でありつつ、エリート街道を選ばずに、自分がより他人に対して貢献できる道を模索している誠実な仕事人のように思え、好印象を持っています。
それは、私自信のここ数年の仕事感の変化に関係しています。
「仕事とは、自分を役立てること」
仕事感が変わった大きなきっかけは、松浦弥太郎さんの言葉に触れたことでした。
松浦弥太郎さんは、その著作を全部根こそぎ読むくらい大ファンです。「松浦弥太郎の仕事術」という本の中に
「仕事とは、自分を役立てること」
という一節があり、この言葉と出会った2012年以降、じわじわと自分の中で働き方の変革が起きました。
この言葉は一見、当たり前すぎることのようですが、この言葉の持つ意味を反芻すると、自分の中の仕事観が深まっていきます。
つまり、人は「自分は何がしたいのか?」ではなく、「自分を社会でどう役立てるか」を考え、最終的には、人を幸せにしていくことを目標にすることこそが、「仕事」なのだということ。
それをアタマだけでなく心から実感できるようになったとき、私は自分の仕事への硬直化したこだわりが消えていたのでした。
自分を役立てる道を模索し続けることこそ仕事人の使命
もちろん税理士は、税務の知識や申告書作成のスキルで、自分を役立てることもできます。
でも、思考停止しせず、そこに安住せず、
「もっと他者に貢献できる分野があるのでは?」
と模索し続けることこそが、仕事人としての使命なのです。
2012年以降の私は、人に説明したり教えたりしたことが好評だったので、それに磨きをかけようと考え、今は講師業・執筆業に力を入れています。
そして最近は
「木村さんを見ると元気になる」
「人を励ますのがうまい」
と言われることが多いことから、モチベーションコーチのようなことをしてみたいという気持ちが高まっています。
それを自分自信の成功体験と結びつけるならば、やはり支援すべきは、税理士などの資格試験受験生の支援なのではないかと。
これが今回、受験生向けセミナーを開いた大きな動機です。
もちろん、この分野をやると決めたらからには、片手間ではやりません。逆算手帳の認定講師になったのも、逆算手帳を通じて身につく「逆算思考」は資格試験受験生にぴったりだからです。やるからには徹底して「受験生のために役立とう」と決意しています。
近い将来、資格取得を目指す方向けの逆算手帳のセミナーをやりたいです!
あとが記:「好きを仕事に」との関係性の考察
ところで、よく「好きなことを仕事にする」と言いますが、私のこの考え方は、それとは矛盾していません。
というのも、「自分が役立つ」ことというのは、往々にして、得意だったり好きだったり熱中できることだからです。
それに
「役にたったよ!ありがとう」
と言われることが嫌いな人は、いないはずですものね!
▼私の2冊目の著書です。ありがたいことに、韓国でも翻訳出版されました!2/11にはオーディオブックも出ました。今年は3冊目の著書を出すべく、準備中です。
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