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私の年末調整、合ってるの?〜国税庁確定申告コーナーで検証する方法
こんにちは!時間・行動・お金をセルフコントロールする方法を、毎日ブログで発信しています。セルフコントロールアドバイザーで税理士の木村聡子(@kimutax)です。
昨日は目黒税務署の近所に、原稿や読書がはかどりそうなカフェを発見しました! あのカフェが近所にあるなんて、祐天寺に住んでる人うらやましすぎ!近いうちにまたあのカフェにゆっくり行ってみたいです。お店の方もたいへん親切ですし、最近新規開拓したカフェではピカイチでした。
さて、今日は確定申告のネタからちょっと外れるのですが…
先日、友人から
「会社の年末調整の結果が正しいかどうか、どうも腑に落ちない。検証できる方法はないものか?」
と相談を受けたことをヒントに、ブログ記事を書いてみます。題して
【注意】実際に確定申告をする人向けのエントリーではございません。
昨日は目黒税務署の近所に、原稿や読書がはかどりそうなカフェを発見しました! あのカフェが近所にあるなんて、祐天寺に住んでる人うらやましすぎ!近いうちにまたあのカフェにゆっくり行ってみたいです。お店の方もたいへん親切ですし、最近新規開拓したカフェではピカイチでした。
さて、今日は確定申告のネタからちょっと外れるのですが…
先日、友人から
「会社の年末調整の結果が正しいかどうか、どうも腑に落ちない。検証できる方法はないものか?」
と相談を受けたことをヒントに、ブログ記事を書いてみます。題して
国税庁確定申告コーナーで、年末調整を検証する方法
【注意】実際に確定申告をする人向けのエントリーではございません。
まず、会社が行った年末調整が間違っているとしたら、どんなケースが考えられるかといいますと…
大きくこの3つが考えられます。1)や3)は、給与計算ソフトを使っていればまずあり得ないことなのですが、1)については、給与計算をしている人(部署)と年末調整をする人が違っていて、かつ、各々の使用するソフトが違う場合に、ヒューマンエラーとして起こりうる場合があります。
また2)については、年末調整をする際に、入力誤りや判断誤りにより、間違う可能性は大いにあります。
「ちょっと、オレの(わたしの)年末調整、おかしいんじゃないの?」
と結果に疑問を持つことは、税金リテラシーを高める第一歩。そこで、国税庁の確定申告コーナーを使い、自分の税額の適否を確認してみましょう。税金計算の体系も、わかりますよ!
・平成27年1月から12月までの給与明細・賞与明細
・源泉徴収票
・(あれば)年末調整のときに書いた、扶養控除申告書や保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書の写し
・インターネットに繋がる環境
そもそもの出発点として、
「年末調整なんだかおかしい!」
と感じるのであれば、去年の給与明細から給与や社会保険、源泉徴収税額の集計をして、源泉徴収票の額と間違っていないか、検証しましょう。
Σd(>∀<*)♪゚+.゚税金リテラシーを高めるには、給与明細のどの部分が源泉徴収票に飛んでいるのか、まずそこから把握しないとですね!
(画像はすべてクリックすると大きなサイズで確認することができます)
給与明細や賞与明細の「支給」項目の中から、非課税(通勤手当など)以外のものを1年間分集計してください。それが源泉徴収票の「支払金額」とイコールになっていれば、OKです。
給与明細や賞与明細の「控除」項目の中から、社会保険計(健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、その他厚生年金基金なども)を1年間分集計してください。それが源泉徴収票の「社会保険料等の金額」とイコールになっていれば、OKです。
給与明細や賞与明細の「控除」項目の中から、所得税(所得税・復興特別所得税)を1年間分集計してください。それが源泉徴収票の「源泉徴収税額」とイコールになっていれば、OKです。この集計の際に、給与明細の年末調整還付額はマイナスし、年末調整徴収税額はプラスしてください。
【まず、この段階で集計間違いが見つかったら、早速、会社に報告しましょう!】
「給与の支払金額・社会保険料・源泉徴収税額の集計は、正しかったみたいだよ!」
という方は、いよいよ税額の検証です。
おっと、検証の前にざっくりですが、所得税(復興特別所得税)の計算体系をアタマにいれておきましょう!
まず、(1)給与支払金額から、(2)サラリーマンの必要経費に相当する給与所得控除を差し引いて給与所得を算出します。(収入・所得金額をかためる)
(4) この課税所得金額に税率を掛けて税額を算出し、(5)ここから住宅借入金等特別控除などの税額控除があればこれを差し引きます(税額控除・税額をかためる)。
国税庁の確定申告コーナーには、この流れに添って入力していくことになります!
国税庁の確定申告にアクセスしましょう!
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm
「確定申告書等作成コーナー」をクリック。
「申告書・決算書、終始内訳書等作成開始」をクリック。
ここでは申告書を提出するわけではなく、あくまで「会社の年末調整の結果が正しいかどうかの検証」のために「確定申告コーナー」を利用するだけなので、右の「書面提出」のほうをクリック。
するとPCの利用環境等の確認画面が出てくるので、このあたりは問題なければボックスにチェックを入れて、さくさく先に進みましょう。
年末調整の適否は、「所得税コーナー」で検証します。「所得税コーナーへ」をクリックし
今回の目的は年末調整結果の検証ですから、「給与・年金の方」の「作成開始」をクリック。
次にこんな画面になりますが、ここは何もチェックせずに「次へ」をクリック。
あなたの生年月日を入力して「入力終了(次へ)」をクリック。
次の画面では、くどいようですが今回の目的は年末調整結果の検証ですから、「給与のみ」を選んで「入力終了(次へ)」をクリック。
次の画面では、またまたくどいようですが今回の目的は年末調整結果の検証ですから、「給与の支払い者(勤務先)は1か所のみである」を選び、年末調整についてはあえて「年末調整を行っていない」を選択して、「入力終了(次へ)」をクリック。
ここからは、最初のほうでお話しした、所得税の計算体系に添った入力項目が続いていきますよ〜。まず、給与収入→給与所得を入力します。給与の横の「入力する」をクリック。
(給与所得の入力1/4)
支払金額(=年間の給与収入)を入力。その他の項目は、数値の検証をあとでしていきますから、あえて何も入れないでください!「入力終了(次へ)」をクリック。
(給与所得の入力2/4)
次に、所得控除の項目ですけれど、集計済みですから社会保険料等の金額はここで入力しちゃいましょう。社会保険料等を入力したら、その他の項目は、数値の検証をあとでしていきますからここでは何も入れず、「入力終了(次へ)」をクリック。
(給与所得の入力3/4)
住宅ローン減税の控除を年末調整で受けている人も受けていない人も、数値の検証をあとでしていきますから、ここは何も入力せず、ボックスにチェックを入れて、「入力終了(次へ)」をクリック。
(給与所得の入力4/4)
ここも何も入力せずに、「入力終了(次へ)」をクリック。
この画面で給与収入の額が、源泉徴収票の「支払金額」と同じか、いまいちど確認しましょう。合っていれば「次へ」をクリック。
↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓
給与所得は、給与収入から「給与所得控除」という概算経費を引くことにより、自動的に計算されます。みなさんの会社が給与計算ソフトを使っていれば、まず給与所得を間違うことはないのですが、中小企業でまれに手計算をしていたりする会社もあるので、念のため源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」と金額が同じかどうか、確認をしてみてください。
↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓
【源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」と、この「所得金額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
次に、所得から差し引く項目(所得控除)をかためていきながら、検証します。この段階では、社会保険料控除のみが確定している状態です。
生命保険料控除を受けている人は、横の「入力する」をクリック。
すると、こういった画面になります。
保険料の種類ごとに、支出した保険料の金額を入力していきましょう。意地悪ですが、会社が生命保険料控除の計算を間違えていないか検証するためです。
支払金額のみ入力したら「入力終了(次へ)」をクリック。
続けて他の種類の保険料も、同じように入力していきましょう。
全部の種類について保険料を入力し終わったら、「次へ」をクリック。
このようなウィンドウが現れますので、生命保険料控除額を確認し、「OK」をクリック。
生命保険料控除は最近改正があり、ちょっと複雑になった部分なので、年末調整担当者が間違う可能性がなきにしもあらず…。
【源泉徴収票の「生命保険料の控除額」と、この「控除額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
生命保険料控除と同じように、他の控除も入力していきましょう。よくある控除といえば地震保険料控除なので、こちらを例にとって説明しますね。「入力する」をクリックすると…
この画面になりますが、ここはスルーして「入力終了(次へ)」をクリック。なぜなら…
あくまで、支払保険料の額をいちから入力することで、控除額が正しいかどうかを検証するのが目的だからです。地震保険料や旧長期損害保険料の金額を入力して、「入力終了(次へ)」をクリック。
正しく保険の種類・保険料の額が入力されていることを確認したら「次へ」をクリック。
このようなウィンドウが現れますので、地震保険料控除額を確認し、「OK」をクリック。
【源泉徴収票の「地震保険料の控除額」と、この「控除額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
あと、人的控除(扶養控除)もよくある控除なので説明しますね!「入力する」をクリックすると…
このような画面になります。一人ひとり、扶養家族のデータを入れていきましょう。「同居老親等」「生年月日」「障害者の該当」いずれも控除額に関係してくる大切な項目です。扶養家族のデータを追加する場合は「もう1件入力する」をクリックします。
扶養家族のデータを全員入力したら「入力終了(次へ)」をクリック。
一覧画面で、正しく入力されているかいまいちど確認したら、「次へ」をクリック。
このような感じで、年末調整で受けた控除を全部漏れなく入力したら「入力終了(次へ)」をクリック。
【源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」と、この画面の「合計」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
もう少しです!ゴールが見えてきましたよ!住宅ローン減税を年末調整で受けている方は、ここの「入力する」をクリックして、ガイダンスに従って、居住開始年やローン残高など入力していけば、源泉徴収票の「住宅借入金等特別控除の額」の検証もできますよ!
【源泉徴収票の「住宅借入金等特別控除の額」と、ここで計算した特別控除額が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
住宅ローン減税を受けてない、という方は、「入力終了(次へ)」をクリック。
すると、あなたの一年間の所得税・復興特別所得税の額が出てきます!この金額が源泉徴収票の「源泉徴収税額」とイコールであれば、会社の年末調整になんら問題はないということになります。
「作成した申告書の表示・確認」をクリックするとこのような画面になり、計算過程を再確認することができますよ。
最後のページの各計算過程の拡大画面です。
源泉徴収票の「支払金額」=収入金額等「給与」
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源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」=所得金額「給与」
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源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」=所得から差し引かれる金額(所得控除)「合計」
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源泉徴収票の「源泉徴収税額」=税金の計算(税額控除等)「納める税金」
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【源泉徴収票の「源泉徴収税額」と、ここで計算した「納付する金額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
「特に、会社の源泉徴収票の数値に疑念があるわけではない」という方も、こうやって国税庁の確定申告コーナーに数字をいれてみると、自分の税金の計算過程がわかって面白いかもしれませんよ!
(最後までお読み頂き、ありがとうございました!)
1)給与賞与の支払金額、社会保険料、源泉徴収税額の集計が間違っている
2)扶養控除や生命保険料控除などの所得控除の計算が間違っている
3)税額の計算が間違っている
大きくこの3つが考えられます。1)や3)は、給与計算ソフトを使っていればまずあり得ないことなのですが、1)については、給与計算をしている人(部署)と年末調整をする人が違っていて、かつ、各々の使用するソフトが違う場合に、ヒューマンエラーとして起こりうる場合があります。
また2)については、年末調整をする際に、入力誤りや判断誤りにより、間違う可能性は大いにあります。
「ちょっと、オレの(わたしの)年末調整、おかしいんじゃないの?」
と結果に疑問を持つことは、税金リテラシーを高める第一歩。そこで、国税庁の確定申告コーナーを使い、自分の税額の適否を確認してみましょう。税金計算の体系も、わかりますよ!
用意するもの
・平成27年1月から12月までの給与明細・賞与明細
・源泉徴収票
・(あれば)年末調整のときに書いた、扶養控除申告書や保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書の写し
・インターネットに繋がる環境
まずは、給与明細・賞与明細を集計してみよう!
そもそもの出発点として、
「年末調整なんだかおかしい!」
と感じるのであれば、去年の給与明細から給与や社会保険、源泉徴収税額の集計をして、源泉徴収票の額と間違っていないか、検証しましょう。
Σd(>∀<*)♪゚+.゚税金リテラシーを高めるには、給与明細のどの部分が源泉徴収票に飛んでいるのか、まずそこから把握しないとですね!
(画像はすべてクリックすると大きなサイズで確認することができます)
給与明細や賞与明細の「支給」項目の中から、非課税(通勤手当など)以外のものを1年間分集計してください。それが源泉徴収票の「支払金額」とイコールになっていれば、OKです。
給与明細や賞与明細の「控除」項目の中から、社会保険計(健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、その他厚生年金基金なども)を1年間分集計してください。それが源泉徴収票の「社会保険料等の金額」とイコールになっていれば、OKです。
給与明細や賞与明細の「控除」項目の中から、所得税(所得税・復興特別所得税)を1年間分集計してください。それが源泉徴収票の「源泉徴収税額」とイコールになっていれば、OKです。この集計の際に、給与明細の年末調整還付額はマイナスし、年末調整徴収税額はプラスしてください。
【まず、この段階で集計間違いが見つかったら、早速、会社に報告しましょう!】
「給与の支払金額・社会保険料・源泉徴収税額の集計は、正しかったみたいだよ!」
という方は、いよいよ税額の検証です。
その前に、所得税の計算体系をアタマにいれておこう!
おっと、検証の前にざっくりですが、所得税(復興特別所得税)の計算体系をアタマにいれておきましょう!
まず、(1)給与支払金額から、(2)サラリーマンの必要経費に相当する給与所得控除を差し引いて給与所得を算出します。(収入・所得金額をかためる)
(3)この給与所得から社会保険料控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、基礎控除などの所得控除を差し引いて(所得控除をかためる)課税所得金額を求めます。
(4) この課税所得金額に税率を掛けて税額を算出し、(5)ここから住宅借入金等特別控除などの税額控除があればこれを差し引きます(税額控除・税額をかためる)。
国税庁の確定申告コーナーには、この流れに添って入力していくことになります!
さあ、国税庁確定申告コーナーにアクセスしよう!(ここから超長いです!)
国税庁の確定申告にアクセスしましょう!
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm
「確定申告書等作成コーナー」をクリック。
「申告書・決算書、終始内訳書等作成開始」をクリック。
ここでは申告書を提出するわけではなく、あくまで「会社の年末調整の結果が正しいかどうかの検証」のために「確定申告コーナー」を利用するだけなので、右の「書面提出」のほうをクリック。
するとPCの利用環境等の確認画面が出てくるので、このあたりは問題なければボックスにチェックを入れて、さくさく先に進みましょう。
年末調整の適否は、「所得税コーナー」で検証します。「所得税コーナーへ」をクリックし
今回の目的は年末調整結果の検証ですから、「給与・年金の方」の「作成開始」をクリック。
次にこんな画面になりますが、ここは何もチェックせずに「次へ」をクリック。
あなたの生年月日を入力して「入力終了(次へ)」をクリック。
次の画面では、くどいようですが今回の目的は年末調整結果の検証ですから、「給与のみ」を選んで「入力終了(次へ)」をクリック。
次の画面では、またまたくどいようですが今回の目的は年末調整結果の検証ですから、「給与の支払い者(勤務先)は1か所のみである」を選び、年末調整についてはあえて「年末調整を行っていない」を選択して、「入力終了(次へ)」をクリック。
収入・所得金額をかためる
ここからは、最初のほうでお話しした、所得税の計算体系に添った入力項目が続いていきますよ〜。まず、給与収入→給与所得を入力します。給与の横の「入力する」をクリック。
(給与所得の入力1/4)
支払金額(=年間の給与収入)を入力。その他の項目は、数値の検証をあとでしていきますから、あえて何も入れないでください!「入力終了(次へ)」をクリック。
(給与所得の入力2/4)
次に、所得控除の項目ですけれど、集計済みですから社会保険料等の金額はここで入力しちゃいましょう。社会保険料等を入力したら、その他の項目は、数値の検証をあとでしていきますからここでは何も入れず、「入力終了(次へ)」をクリック。
(給与所得の入力3/4)
住宅ローン減税の控除を年末調整で受けている人も受けていない人も、数値の検証をあとでしていきますから、ここは何も入力せず、ボックスにチェックを入れて、「入力終了(次へ)」をクリック。
(給与所得の入力4/4)
ここも何も入力せずに、「入力終了(次へ)」をクリック。
この画面で給与収入の額が、源泉徴収票の「支払金額」と同じか、いまいちど確認しましょう。合っていれば「次へ」をクリック。
↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓
給与所得は、給与収入から「給与所得控除」という概算経費を引くことにより、自動的に計算されます。みなさんの会社が給与計算ソフトを使っていれば、まず給与所得を間違うことはないのですが、中小企業でまれに手計算をしていたりする会社もあるので、念のため源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」と金額が同じかどうか、確認をしてみてください。
↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓
【源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」と、この「所得金額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
所得控除をかためる
次に、所得から差し引く項目(所得控除)をかためていきながら、検証します。この段階では、社会保険料控除のみが確定している状態です。
生命保険料控除を受けている人は、横の「入力する」をクリック。
すると、こういった画面になります。
保険料の種類ごとに、支出した保険料の金額を入力していきましょう。意地悪ですが、会社が生命保険料控除の計算を間違えていないか検証するためです。
支払金額のみ入力したら「入力終了(次へ)」をクリック。
続けて他の種類の保険料も、同じように入力していきましょう。
全部の種類について保険料を入力し終わったら、「次へ」をクリック。
このようなウィンドウが現れますので、生命保険料控除額を確認し、「OK」をクリック。
生命保険料控除は最近改正があり、ちょっと複雑になった部分なので、年末調整担当者が間違う可能性がなきにしもあらず…。
【源泉徴収票の「生命保険料の控除額」と、この「控除額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
生命保険料控除と同じように、他の控除も入力していきましょう。よくある控除といえば地震保険料控除なので、こちらを例にとって説明しますね。「入力する」をクリックすると…
この画面になりますが、ここはスルーして「入力終了(次へ)」をクリック。なぜなら…
あくまで、支払保険料の額をいちから入力することで、控除額が正しいかどうかを検証するのが目的だからです。地震保険料や旧長期損害保険料の金額を入力して、「入力終了(次へ)」をクリック。
正しく保険の種類・保険料の額が入力されていることを確認したら「次へ」をクリック。
このようなウィンドウが現れますので、地震保険料控除額を確認し、「OK」をクリック。
【源泉徴収票の「地震保険料の控除額」と、この「控除額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
あと、人的控除(扶養控除)もよくある控除なので説明しますね!「入力する」をクリックすると…
このような画面になります。一人ひとり、扶養家族のデータを入れていきましょう。「同居老親等」「生年月日」「障害者の該当」いずれも控除額に関係してくる大切な項目です。扶養家族のデータを追加する場合は「もう1件入力する」をクリックします。
扶養家族のデータを全員入力したら「入力終了(次へ)」をクリック。
一覧画面で、正しく入力されているかいまいちど確認したら、「次へ」をクリック。
このような感じで、年末調整で受けた控除を全部漏れなく入力したら「入力終了(次へ)」をクリック。
【源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」と、この画面の「合計」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
税額控除・税額をかためる
もう少しです!ゴールが見えてきましたよ!住宅ローン減税を年末調整で受けている方は、ここの「入力する」をクリックして、ガイダンスに従って、居住開始年やローン残高など入力していけば、源泉徴収票の「住宅借入金等特別控除の額」の検証もできますよ!
【源泉徴収票の「住宅借入金等特別控除の額」と、ここで計算した特別控除額が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
住宅ローン減税を受けてない、という方は、「入力終了(次へ)」をクリック。
すると、あなたの一年間の所得税・復興特別所得税の額が出てきます!この金額が源泉徴収票の「源泉徴収税額」とイコールであれば、会社の年末調整になんら問題はないということになります。
「作成した申告書の表示・確認」をクリックするとこのような画面になり、計算過程を再確認することができますよ。
最後のページの各計算過程の拡大画面です。
源泉徴収票の「支払金額」=収入金額等「給与」
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源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」=所得金額「給与」
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源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」=所得から差し引かれる金額(所得控除)「合計」
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源泉徴収票の「源泉徴収税額」=税金の計算(税額控除等)「納める税金」
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【源泉徴収票の「源泉徴収税額」と、ここで計算した「納付する金額」が万が一違っていたら、会社に報告しましょう!】
「特に、会社の源泉徴収票の数値に疑念があるわけではない」という方も、こうやって国税庁の確定申告コーナーに数字をいれてみると、自分の税金の計算過程がわかって面白いかもしれませんよ!
(最後までお読み頂き、ありがとうございました!)
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