キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ(ライブドアブログ)は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。


日刊 > 日々のヒント  経営 > カネ(金)

おはようございます!時間・行動・お金をセルフコントロールする術を毎日ブログでお伝えしています。税理士の木村聡子(@kimutax)です。 

今日・明日で、今年の確定申告もひとやま越えそうです。ほっとしています

さて、今日の暮しの手帖社風「仕事のヒント集」は…

2016年2月25日 自社の商製品サービスの価格について説明する際、こちら側の事情・原価は、お客さまには関係ないことです。

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私がまだ、駆け出しだったころの苦い思い出です。単発のコンサルや税務相談については、税抜10,000円×予想時間数で見積もりを出していました。するとある見積もり依頼先から

「どこの会社に時給1万円の事務員がいるのか!」

と、言われました。それに対し、まだ30代前半で青かった私はマジレスし

「この1万円は私の時給ではありません!そこから家賃など事務所の経費を払い、従業員の給与を払い、その残りが私の取り分なんですから!」

と答えてしまいました(苦笑)。当時の私のこの答え、正しいと言っちゃ正しいんですけど、ぜったいお客さまの前では言ってはいけないことです!

価格について説明する際は、こちら側の事情・原価は、お客さまには関係ないことです。この商製品・サービスでどれだけの価値を提供するか説明できなくては、経営者(営業)としては失格でしょう。

この頃の私は
「マッサージやエステには1時間1万円を惜しげも無く払うのに、どうして税理士だと渋られるのか」
と、歯噛みしていました。今ならわかります。マッサージやエステは受けたことによる「効果」がイメージできるからです。

・税務リスクや節税の効果を多角的に判断できること
・その考察に要する時間や事務負担から解放されることにより、資本も人材も収益獲得に集中して投下できること
・会社の投資・戦略面の効果を、数値の面から測るお手伝いができること
・金融機関から融資を受ける際の金利低減効果があること

私の仕事の「効果」をしっかり、具体的に、イメージしやすく表現できることを、これからも心がけたいです。
逆に、「効果」を私自身表現できないのであれば、その仕事はすべきでないともいえます。

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木村の「仕事のヒント集」は、気張った言葉ではなく、自分の実体験や経験にもとづくささやかな「ヒント」を書き続けていきたいと思っています。今後もどうぞよろしく(^^) 

※昨年の12/11に私の2冊目の著書が発売されました!書店などで見かけましたら、手に取ってちらっと読んで頂けるだけでも相当嬉しいです     
 

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


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