キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
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こんにちは!時間・行動・お金をセルフコントロールする術をブログでお伝えしています。税理士の木村聡子(@kimutax)です。 

この「日々のヒント」は、気張ったことではなく、自分の実体験や経験にもとづくささやかな、仕事・暮らしに役立つヒント集です。さて、今日の「日々のヒント」は… 

2017年6月29日 やってもやっても苦ではないこと、見つめ直してみませんか?そこに必ず、あなたのキャリアアップのヒントが隠されています。

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連勝記録で話題の、将棋の藤井聡太四段。

先日、たまたま目にしたテレビのワイドショーもその話題で、その時は対戦相手の増田康宏四段にスポットを当てていました。

増田四段も、プロになる前から
「羽生さんを越えるのは彼しかいない」
言われていて、弟子を取らないと決めていた師匠が、その気持ちを翻したほどの天才。

その師匠が、小学生の頃の増田四段に
「羽生さんの棋譜を手で書いて、勉強するように」
と教えたところ、なんと3年がかりで、1000局もの棋譜を書き写し終えたのだそうです!
(それまで、棋譜を全部書き写すことが出来た人はいなかったのだとか。)

そのエピソードを聞いたコメンテーターが
「天才とは、努力をすることが苦にならない人のことなんですね」
と、仰ったのですが…。

私は
『それはちょっと違う!』
と、即座に思いました。

天才と言われる人や何かで成功している人は、確かに、ひとつことをコツコツ継続させてきた人たちばかりだけれど、それを彼ら彼女らは、「努力」とは思っていないはず!

熱中してのめりこむことができるから、苦にならないのであって、増田四段も「努力をしよう」という気持ちよりは
「楽しい」
「面白い」
「もっと知りたい」
「もっと上手になりたい」
といったワクワク感を原動力として、棋譜を書き写したのでしょう。

藤井四段も子どもの頃、歩いていても将棋のことばかり考え、ドブ川にハマったことが何度もあったそうです。

でも、これを読んでいる皆さんも、ドブ川にハマるほど夢中になった「こと」や「もの」が、人生で1つか2つはあるのではないでしょうか。

というわけで、結論。

傍から見たら、どうもすごい努力に思われているようだけど、自分自身はやっていてちっとも苦ではないことこそ、たやすく継続可能であるがゆえ、それがあなたの「強み」になり、「価値」になります。

学生の方も、社会人の方も、やってもやっても苦ではないこと、見つめ直してみませんか?そこに必ず、あなたのキャリアアップのヒントが隠されています。

※私の2冊目の著書です。ありがたいことに、韓国でも翻訳出版されました!2/11にはオーディオブックも出ました。今年は3冊目の著書を出すべく、準備中です。

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


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