お勧めカテゴリ > 年末調整 お勧めカテゴリ > マイナンバーhttps://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ（ライブドアブログ）は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。
連載特集〜年末調整（3）去年と変わった点（マイナンバー絡み含む）
平成27年年末調整特集（2）年末調整の対象となる人
年末調整特集の第3回目は、去年と変わった点について、です。今回、年末調整について税法関連の改正はないのですが、マイナンバー関連で気をつけたいことがあります。
なお今回の記事は、どちらかというとサラリーマンの方向けではなく、給与計算担当者・経理担当者など、年末調整の事務を行う人向けの内容となっております。
28年1月より前でも、マル扶にマイナンバーを記載するよう従業員に求めても差し支えは無いのですが、マイナンバーを収集する内部体制が整っていないような場合には、27年中にマル扶を回収するのであればマイナンバーを記入してもらわなくても大丈夫。
この3つの要件を満たしていればマル扶へのマイナンバーの記載は省略できるとのこと。これは朗報ですね！
【次回予告】
次回の年末調整特集は「マル扶（扶養控除等申告書）の書き方・ポイント」についてです！
※ブログランキングに参加しています！
にほんブログ村
きむカフェとは？
（いちおう）復興特別所得税の計算漏れに気をつけて from国税庁
まず、国税庁が「平成27年分の年末調整における留意事項」としてあげているのがコレ。「去年と変わった点」でも何でもないのだけど…
いちおうあげておきます！
いちおうあげておきます！平成25年1月から復興特別所得税が創設されていますが、年末調整の際に復興特別所得税の計算が漏れている事例がありますので、ご注意ください。
とはいえ、給与計算ソフトを使っているところなら、毎年きちんとバージョンアップしているなら問題ないでしょうし、手計算をしているところでも、最新の源泉徴収簿を用いて計算すれば、まず、間違えないはず。
ということで
ということで
この×102.1％をお忘れなく！
社会保障・税番号制度（マイナンバー制度）がらみで気をつけたいこと
来年（28年）1月から順次利用が開始されるマイナンバー制度。この10月から個人番号・法人番号の通知が始まっており、今後は扶養控除等申告書（マル扶）にも、マイナンバーを記入する必要があります。
当ブログでもマイナンバーについて別途特集を組んでいますが、今年の年末調整事務で、給与計算担当者・経理担当者など、年末調整の事務を行う人が知っておきたいポイントが2つあります。
１）平成28年分のマル扶（扶養控除等申告書）にマイナンバーを記載してもらうべき？
28年分のマル扶を今配布して、年内（27年中）に回収するというところも多いと思います。その際に、マイナンバーを書いてもらうべきか否か悩ましいところ。そこで、国税庁からQ&Aが出ています。
Q2‐11 平成28年分の扶養控除等申告書に個人番号を記載できるのはいつからですか。（答）給与所得者が、平成28年分の扶養控除等申告書を平成27年中に源泉徴収義務者に提出する場合、その申告書に給与所得者本人等の個人番号を記載する必要はありません。（以下略）
28年1月より前でも、マル扶にマイナンバーを記載するよう従業員に求めても差し支えは無いのですが、マイナンバーを収集する内部体制が整っていないような場合には、27年中にマル扶を回収するのであればマイナンバーを記入してもらわなくても大丈夫。
これを知って、ちょっとホッとした年末調整担当者も、多いのではないのでしょうか。
２）マル扶に個人番号をつどつど書いてもらうのも面倒…。記載を省略する方法はないものか？
�� 会社と従業員との間での合意がある�� 従業員がマル扶の余白に「個人番号については給与支払者に提供済みの個人番号と相違ない」旨を記載する�� 会社が既に提供を受けている従業員等の個人番号を確認し、確認した旨をマル扶に表示
この3つの要件を満たしていればマル扶へのマイナンバーの記載は省略できるとのこと。これは朗報ですね！
中小企業であれば紙ベースでマイナンバー一覧表を作成し、その一覧表は鍵のついている書庫や金庫で保管するようにすれば良いでしょう。マイナンバーが記入されたマル扶を7年間保存することにリスクを感じている会社などは、この方法で対応するのがオススメです。
【次回予告】
次回の年末調整特集は「マル扶（扶養控除等申告書）の書き方・ポイント」についてです！
※ブログランキングに参加しています！
にほんブログ村
きむカフェとは？
この記事を書いた人：木村聡子（きむら・あきらこ）
コメント