キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ(ライブドアブログ)は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。


日刊 > 日々のヒント  経営 > ヒト(人)

おはようございます!木村です。
今週はまるまる月末にかかる週です。忙しく動かれる方も多いのではないでしょうか。暑い中ですので、くれぐれも水分補給に適宜な休憩を心掛けてくださいね

さて、今日の暮しの手帖社風「経営のヒント集」は…

2015年7月27日 チームワークに悩んでいる経営者さん、あなたのオフィス、全体が見渡せる環境ですか?

椅子icon


私が港区で税理士法人の代表をしていた時の話です。

事務所のチームワークが乱れかけた時がありまして…。当時、一緒に仕事をしていたパートナーがかなり強引(笑)な性格だったのですが、問答無用で事務所の机のデスクパネルを、取っ払ってしまったことがありました。

私は「自分が事務所を持ったら、外資系のオフィスのように、パーテーションで区切られた環境で仕事したい」と思い、デスクパネルを各机に設置したので、このパートナーの仕打ちには、当時さすがにハラが立ちましたね

でも、結果としてそれは良いことでした。

というのも、今やITの進化に伴い、逆にフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションがなおざりになりがちです。そこでオフィスレイアウトも、時間と空間を共有し、人と人との関係を成り立たせる「コミュニケーションの場」としてのしての環境作りが大切になってきます。

特に小さな組織では、タコツボのように個にハマりこむよりも、「三人寄れば文殊の知恵」で、異なる発想・アイデア・思考を取り入れながら仕事をすることのほうが望ましいです。私の事務所のパーテーションで区切られた環境では、一人だけの発想では得られないものを複数で出し合い・助け合い・問題を解決していく姿勢が、育ちにくかったようでした。

その後、強引なパートナーのおかげで、少しづつ事務所のムードも良くなったように思います。経営者としても、スタッフ全員の顔・仕事ぶりが見渡せるようになったのはマルでした。

というわけで、チームワークに悩んでいる経営者のみなさん、もしもオフィス机がデスクパネルに覆われているようであれば、思い切って取り払ってみてはいかがしょうか。

そういえば、あの時「ムッ」としただけで、パートナーにこの件でお礼を言ってはいませんでした。
Oさん、今さらですが、ありがとう

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木村の「経営のヒント集」は、気張った言葉ではなく、自分の実体験や経験にもとづくささやかな経営上の「ヒント」を書き続けていきたいと思っています。今後もどうぞよろしく(^^) 

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


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