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花埋み(渡辺淳一)〜今の時代には「ありえなーい」の連続…吟子に比べりゃ私の受験なんてあまちょろいもんだったよ!
結婚した相手に性病をうつされ子どもを産めない身体となるわ
それだけで「女性(人間)失格」とのレッテルを貼られるわ(ダンナが悪いのに…)
さらに医師を目指すということで、世間の風当たりは強く変人扱いされる吟子
ちなみに、女というだけでどんなに優秀な者でも医師になれなかったの明治時代前半の話です。
もう、前半は、ページを開くたびに「ありえなーい!」の連続で胸が苦しくなりました。
医師として活躍できる保証はひとつもないのに、偏見と闘いながら苦しい勉強をする吟子。自分の税理士試験受験記なんて、これにくらべればお遊びみたいなものです

それだけで「女性(人間)失格」とのレッテルを貼られるわ(ダンナが悪いのに…)

さらに医師を目指すということで、世間の風当たりは強く変人扱いされる吟子

ちなみに、女というだけでどんなに優秀な者でも医師になれなかったの明治時代前半の話です。
もう、前半は、ページを開くたびに「ありえなーい!」の連続で胸が苦しくなりました。
医師として活躍できる保証はひとつもないのに、偏見と闘いながら苦しい勉強をする吟子。自分の税理士試験受験記なんて、これにくらべればお遊びみたいなものです

そんな苦しみの連続の中でも、吟子が医者を志したのは何故か。
それは、自分のように性病をうつされて苦しむ女性たちを
「女性の医師が看てあげるべきだ」
という揺るぎない信念があってのことでした。
それは、自分のように性病をうつされて苦しむ女性たちを
「女性の医師が看てあげるべきだ」
という揺るぎない信念があってのことでした。
「自己実現」だのの自己満足を目標とするだけでは、とうてい乗り越えられなかったであろう偏見と苦渋続きの道。そんないばらの中を、吟子はいかに進んでいったのか。読むだけで「くじけてなんかいられない!」と、心の奥から闘志がわきあがってくる本です。道は自分で切り拓くものというけれど、今の時代とはその言葉の重みがまったく違う…。ただただその迫力に圧倒されながら、一気に読んでしまいました。
こういった先人のおかげで、私たち今の女性って、人生を謳歌できるようになったんですね。
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この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

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