kimutax通信 > 読書感想文https://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ(ライブドアブログ)は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。
作家の食卓(コロナブックス編集部)を読みました!〜食べることと創造することのエネルギーは比例する!だから私は食べるのだ!(言い訳)
作家の方の行きつけのお店の話も楽しかったのですが、それよりも、どんなこだわりをもって、どんなものを普段の朝食や夕食に食べていたのかが、面白かった・・・その話を読んでいるだけで「食」と「人」への好奇心が満たされます。
食べることと創造することのエネルギーは比例するのでしょう。あと、さすがは稀代の文筆家たちです。食に対する賛辞のなんと個性豊かで美しいこと♪誰かさんの「◯◯の宝石箱や〜」も、「美味しんぼ」も、私も、まだまだ甘い
です
特に吉田健一のシャンパン賛美の下りといったら…(このブログ記事の最後で紹介しています!)
読後、シャンパンを飲みにバーに走ってしまったほどでした
です
特に吉田健一のシャンパン賛美の下りといったら…(このブログ記事の最後で紹介しています!)
読後、シャンパンを飲みにバーに走ってしまったほどでした
■作家の食卓
→まずいものを喰って生きていたくない(色川武大)(P.34)
■好きな場所、愛した味
→また店側の、誰であろうと特別扱いしない態度は、人生において本質を重んじ、潔さを貫いた白洲正子の好むところであった。彼女は雰囲気ばかり凝っている店や、食べ方を強要する店、また店で特別扱いされるのをひどく嫌ったという。(白洲正子/ぽん多)(P.79)
■作家のおやつ
→私の考えでは、麩屋へ出かけて、店頭で、てきたてのを食らったら、一番うまいのではないかと思う。(獅子文六/「麩嘉」の麩嘉饅頭)(P.102)
■食卓をめぐるエッセイ
→いわく「さかなならさかなが、単純料理で、しかもごろんと無造作に盛られて」いて、「なにかは知らぬ力強さ、たくましさ」のあるものでなくてはいけない。(幸田文)(P.116)
■食卓のポルトレ
→(武田)百合子さんをモデルにした『もの喰う女』のヒロイン房子は「食べることが一番うれしいわ。おいしいものを食べるのがわたし一番好きよ」というだけあって、ひたすら食べることに耽溺する。たとえば、日曜日の逢引きでは、まず露店で豆ハイ糖とハッカ菓子、映画を見てアイスクリーム、渦巻きパンの袋をかかえてとんかつ屋へ入って、トマトジュースのかかったカツレツと持参のパンで日本酒を二本。駅のホームでアイスキャンディ。(P.59)
■食いしん坊作家たちのアラカルト事典
→睡眠薬自殺をする日の朝も、芥川(龍之介)は半熟の卵を四個、そして牛乳二合という、いつもより多めの朝食をしっかりと摂ったと言われています。(P.123)
「あんな日光を射返してきらきらする小川の水を飲んでいるような気持ち」(吉田健一/シャンパンについて) — 60ページ
この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)




コメント