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最低で最高の本屋(松浦弥太郎)を読みました!
松浦弥太郎さんは、元・暮しの手帖編集長というイメージが強いけれど、もともとは本屋さん。
「最低で最高の本屋」の「本屋」は松浦さんの「本業」そして「最低で最高の…」というフレーズは高村光太郎の「最低にして最高の道」からきています。
■ 序章
→就職しないで生きる方法は、どんな方法なのかと問われたら、こう答えます。絶対に諦めないこと。自分がいちばん得意とする何か。他人が喜んでくれることで自分もうれしくなる何か。いちばんにはなれないけれど自分にはこれしかできない何か。(P.11)
→店を持たずに本屋を成り立たせる、インターネットなどない頃です。そのためにまず、僕が決めたのは「思いついたことはすべてやる」ということです。(P.33)
→正しいことの指針は、誰かがそれで悲しむか悲しまないか。(P.67)
→ただ自然に成長することってないんだと思います。(P.124)
→僕達の目的は「続けること」です。僕も小林さんもせいぜいあと三十年くらいしか生きられないと思うし、カウブックスをずっと育てていくことはできないんです。三十年でできることってたかが知れてますしね。だったらその三十年をリミットにするのではなく、もっと先を見据えていけば自分達の理想を大きくすることができる。(P.146)
→誰かに連れられて歩くことほど不幸なものはない。(P.153)
→前書きに、レイモンド・マンゴーにとって昔は憎むべき対象だった仕事が、今となってはいちばんの遊びになったと書いてあるんだけど、この本が言いたいのはそういうことなんだと思いましたね。(P.249)
「最低で最高の本屋」の「本屋」は松浦さんの「本業」そして「最低で最高の…」というフレーズは高村光太郎の「最低にして最高の道」からきています。
「最低にして最高の道」とは?その問いを胸に、この本を読んでみた。
最低と、最高。美しいことと、きたないこと。悲しみと、喜び。強さと、弱さ。
そういった誰の中にもある両極と正面から向かい合うことで、自分の活かし方は分かってくる。社会との関わり方が見えてくる。
そして、そういった「最低で最高の」自分を模索し葛藤していく過程で、社会の中での自分の役立て方がわかってくる。——私のこの本を読んだファーストインプレッションはこんな感じ。
でも、再読する折々で感想はどんどん変化しいきそうだ。散文としても面白いし、旅行記としても、読めるし。でも本質は「仕事とは」「働くとは」という本。
だって、本ののっけから「就職しないで生きるには」ときたもんだ。働くとは組織に属す(会社に就職する)ことではない。では、生きていくにはどうすれば良いのか。それに対する松浦さんのこの本を書いている時点での自問自答が、読んでいてじんわりくるエッセーに散りばめられている。
まぁ、何も考えずに読んでも、ふつうにイケる。面白い。
最低と、最高。美しいことと、きたないこと。悲しみと、喜び。強さと、弱さ。
そういった誰の中にもある両極と正面から向かい合うことで、自分の活かし方は分かってくる。社会との関わり方が見えてくる。
そして、そういった「最低で最高の」自分を模索し葛藤していく過程で、社会の中での自分の役立て方がわかってくる。——私のこの本を読んだファーストインプレッションはこんな感じ。
でも、再読する折々で感想はどんどん変化しいきそうだ。散文としても面白いし、旅行記としても、読めるし。でも本質は「仕事とは」「働くとは」という本。
だって、本ののっけから「就職しないで生きるには」ときたもんだ。働くとは組織に属す(会社に就職する)ことではない。では、生きていくにはどうすれば良いのか。それに対する松浦さんのこの本を書いている時点での自問自答が、読んでいてじんわりくるエッセーに散りばめられている。
まぁ、何も考えずに読んでも、ふつうにイケる。面白い。
■ 序章
→就職しないで生きる方法は、どんな方法なのかと問われたら、こう答えます。絶対に諦めないこと。自分がいちばん得意とする何か。他人が喜んでくれることで自分もうれしくなる何か。いちばんにはなれないけれど自分にはこれしかできない何か。(P.11)
■ エムカンとは
→店を持たずに本屋を成り立たせる、インターネットなどない頃です。そのためにまず、僕が決めたのは「思いついたことはすべてやる」ということです。(P.33)
■ 自由について
→正しいことの指針は、誰かがそれで悲しむか悲しまないか。(P.67)
■ 書くこととつくること
→文章を書こうと志している人にほんの少し言えるのは、文章の上手下手はあまり関係ないということです。文章のなかにどれだけ真実があるかとか、親切があるかということのほうが大切だと思う。(P.93)
■ 最低で最高ということ
→ただ自然に成長することってないんだと思います。(P.124)
■ スタンダードと新しいこと
→僕達の目的は「続けること」です。僕も小林さんもせいぜいあと三十年くらいしか生きられないと思うし、カウブックスをずっと育てていくことはできないんです。三十年でできることってたかが知れてますしね。だったらその三十年をリミットにするのではなく、もっと先を見据えていけば自分達の理想を大きくすることができる。(P.146)
■ グッディ!地図は自分で歩いて作る
→誰かに連れられて歩くことほど不幸なものはない。(P.153)
■ 対談 就職しないで生きるには―岡本仁×松浦弥太郎
→前書きに、レイモンド・マンゴーにとって昔は憎むべき対象だった仕事が、今となってはいちばんの遊びになったと書いてあるんだけど、この本が言いたいのはそういうことなんだと思いましたね。(P.249)
自分で見つけた本に自信があったから、頭下げてまで売りたくはなかったんです。 ー 36ページ
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