時として顧客からの要望は、サービス向上に繋がり、思わぬ営業上のヒントになるものです。ところが、意義ある要望を引き出すことは、決して簡単なことではありません。
たとえばみなさんは
・レストラン等の机の上に置いてある「アンケート」に答えてお店の人に渡した経験はありますか?
・顧問税理士に決算打合せのあと「何か我々にご要望はありますか?」と聞かれ、ホンネを伝えたことはありますか?
ご意見・ご要望をと言われても、とっさのことだとなかなか思い浮かばないし、本心は伝えにくいものです。
そこで、自分が「こういう時に要望を言いやすかったな」というシーンを思い浮かべてください。そしてそれを、自社の「御用聞き」に取り入れればいいのです。たとえば…
・年長の人にはなかなか要望は言いにくいもの。そこで、顧客よりも年下の社員に尋ねさせる。
・気まぐれに聞くのではなく、定期的に聞くようにする。すると「あ、次回、これは伝えよう」と、要望を記憶してもらえるようになる。
・「何かご意見はありますか?」「至らない点があれば教えてください」と聞くと言いにくいもの(人は知った相手にはネガティブなことはなかなか切り出しにくい)。そこで「こんなことしてもらえて役立った、便利だったということがあれば教えてください」と尋ねると、良かったことと同時に苦言提言も引き出しやすくなる。
でも、なんといっても一番は「人間関係」ですね。
「この人には、苦言を呈しても、しっかり受け止めてくれる」
と思われるよう、日頃の態度で信頼をつちかっておきましょう。
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木村の「経営のヒント集」は、気張った言葉ではなく、自分の実体験や経験にもとづくささやかな経営上の「ヒント」を書き続けていきたいと思っています。今後もどうぞよろしく(^^)
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