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俺は、中小企業のおやじ(鈴木修)を読みました!
顧問先の社長が「オススメ!」とプッシュされる本は、必ず買って目をとおすようにしています。
そんな中の一冊。スズキの会長兼社長、鈴木修氏の自伝です。
そんな中の一冊。スズキの会長兼社長、鈴木修氏の自伝です。
表紙にもなってるこのお顔(^_^;)うーん確かに「中小企業のおやじ」です!
風貌だけでなく、アメリカ進出二輪車事業の失敗もあり順風満帆とはいかないなか、泥臭く現場主義を徹底する様子が、まさに中小企業の社長そのものでした。
でも、実はもともとは超エリートの婿養子…。なのに、ぬるま湯につかろうとしないその姿勢には感銘を受けました。また本書の中で、ちゃんとスズキの弱みや、自分のダメなところにも言及されているのには、好感が持てます。
でも、実はもともとは超エリートの婿養子…。なのに、ぬるま湯につかろうとしないその姿勢には感銘を受けました。また本書の中で、ちゃんとスズキの弱みや、自分のダメなところにも言及されているのには、好感が持てます。
そして色々なものごとを単純化して考え、例えるのが、とても上手な方です。財務に関しても、とてもセンスの良いたとえが随所に見られ、この点も勉強になりました。
「有給休暇は死んでから嫌というほどとれる」
だから生涯現役を公言されています。この言葉が単に権力欲や老害からくるものでないことは、本書を読めばおわかり頂けると思います。
だから生涯現役を公言されています。この言葉が単に権力欲や老害からくるものでないことは、本書を読めばおわかり頂けると思います。
■ 序 章 いまが最大の危機
→「メダカなら鯨に飲み込まれてしまうかもしれませんが、小さな蚊なら、いざというときには空高く舞い上がり、飛んでいくことができます」(P.4)
■ 第1章 ピンチをチャンスに変える
→自分の家が「スタンダード」を買って、お隣が「デラックス」を買うと、なんだか負けたような気がしてくる。せっかくクルマを買っていただいたのにこんな気持ちを抱かせるのは申し訳ないし、販売するうえでも、むしろマイナスではないか。こう考えて、アルトはアルト、デラックスもスタンダードもなくしてしまいました。(P.28)
■ 第2章 どん底から抜け出す
→セールスは断られてから始まる(P.60)
■ 第3章 ものづくりは現場がすべて
→かつて、プロ野球の名監督で鶴岡一人さんという人がいました。彼の名言に「グラウンドにはゼニが落ちている」というのがあります。…(略)…これを私流に言い換えると、「工場にはカネが落ちている」です。ムダを削れば削るだけ、それが会社の利益を押し上げ、社員や株主へ還元される原資が増えるのです。(P.101)
■ 第4章 不遇な時代こそ力をためる
→東京に駐在していた時代は、全然仕事をしませんでした。いや、させてもらえなかったというのが本当のところでしょうか。「蟄居(ちっきょ)」を命じられたのです。しかし、腐ってはいけないと思い、社外の人との交流を盛んにしました。(P.126)
■ 第5章 トップダウンはコストダウン
→少しばかりの債権を確保しようとして、じたばたするのではなく、思い切りよくあきらめて、新しい仕事に前向きのエネルギーを投入したほうがはるかに生産的(P.173)
■ 第6章 小さな市場でもいいから1番になりたい
→競争相手が誰かというのは、あまり意識する必要はありません。強い人と競争しても、弱い人と競争しても、競争は競争。相手がすごいからといって怖気づいているようでは最初から負けだからです。(P.209)
■ 終 章 スズキはまだまだ中小企業
→スズキの売上高3兆円は実は「取扱高」であって、実際に生み出した付加価値は、ガラスやタイヤ、バッテリーなどの完全部品を除いた3000億〜5000億程度なのです。であれば、決して大企業とはいえないのではないでしょうか。スズキはまだまだ中小企業です。このことは決して忘れてはならないと思います。(P.231)
■ あとがき
→私に言わせれば、どんな先見の明も、すべて後講釈といいますか、後付けにすぎません。試行錯誤があるだけです。(P.247)
「できない理由を聞くヒマはない。どうすればできるかを言ってくれ」(P.58)
この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)




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