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エース育成論(仲里清)を読みました!
野球部を全国の強豪に押し上げただけでなく、新垣渚、馬原孝浩、そして我らがカープの大瀬良大地といったプロでも活躍する投手・野手を輩出した、九州共立大学元野球部監督(現在は名誉監督)・仲里清さんの著書です。
昨年、カープ大瀬良投手が、阪神戦で投打に渡る活躍をし勝利投手となった日、解説者がこう言ったことが印象的でした。
「感性の豊かな投手だ」と。
その意味を考えるに、基本に忠実でキャッチャーのリードを尊重しつつ、試合の流れや空気を読み、投球のテンポや配球について自分の考えを反映させることができる。そういった力が「感性」であると。そして、大投手となるにはこの感性の豊かさが必須だと思うのです。
このような「感性」豊かな投手がどうやって育ったのか。大瀬良投手の大学時代の恩師・仲里監督の著書を読み、その一面がわかった気がしました。
仲里監督は、長期育成プランに基づき、目先に囚われない指導をするだけでなく、登山をさせたり、ヨガをさせたり、芸術に触れさせたりする。こういった教育方針が、九州共立大の強さの秘訣であり、数多くのプロ野球選手を輩出した背景なのでしょう。
本書の中に書かれている仲里監督の育成論は野球だけに留まらないと思うので、ぜひ、管理職や経営者の方もご一読を♪
ちなみに、いろいろなことを野球部の選手たちにやらせてみた中で、特に大瀬良投手は、何でも素直に受け入れて、まずはチャレンジする好奇心の持ち主だったとか。やはりそういう人間が伸びるのですね。
私も好奇心と「とりあえずやってみる」という気持ちを、忘れないようにしよう!
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