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壁はきっと越えられる ―夢をかなえる晩成力(鈴木明子)を読みました!
フィギュアスケーター・鈴木明子さんが「遅咲き」で成功をした秘訣。
と、同時に、面白いのは、やはりアスリートの内面(修羅)がわかるところ。
高橋慶彦氏と同じく「本番を乗り切るのは事前の練習しかない」と言い切るところや
「おわりに」の
どんな競技であれ世界レベルの戦いに出場するとなったら、用意周到に準備をするのが当たり前で、最初から軽く勝てるなどと考えている人は、選手にもスタッフにもひとりもいません。それでも思いどおりにいかないのがスポーツなのです
というところにアスリートの厳しさを感じる。そうです、だから選手をヤジったりするのはやめましょう!
あと、本を読んでわかったのですが、明子さん、インタビューとか解説とかだと、とても感じの良い方ですが
「うへー、気が強い!!!」
■ はじめに
→足が遅くて悩んでいる人が、ひとりでも本書を読んで、「速くなくてもいいんだ」と気づいてくれたら、こんなにうれしいことはありません。(P.8)
■ 第1章 遠回りという素晴らしい生き方(早熟型と晩成型
乗り越える喜びを知らない早熟型の不幸 ほか)
→世の中には早くできる人もいれば、時間のかかる人もいる、それだけのことであって、できるようになるまでの早さを競っているのでもなければ、どちらが上でどちらが下というわけでもないのです。(P.33)
■ 第2章 好きなことをやりましょう(大事なのは才能より好きかどうか
スケートがいちばん好きだった ほか)
→大事なのは、自分という人間を常に冷静に見つめること、そしてアドバイスのうち必要なものだけをピックアップして、上手に取り込んでいくということです。(P.77)
■ 第3章 壁はこうすれば越えられる(練習は裏切らない
必要な努力の量を見極めるのは難しい ほか)
→トップ選手に共通しているのは、根が素直だということ。(P.108〜)
→では、素直というのはどういうことをいうのでしょうか。
それは、コーチから何かを言われたら、仮にそれが自分にとって納得できることではなくても、いったん受け入れ、なぜコーチがそう言うのかを考えられる。さらに、言われたとおりにやることを躊躇しないということです。
そのうえで、何が正しいか自分で答えを出す。(P.110)
■ 第4章 本番で力を発揮するには(練習で120点とれなければ本番で100点は無理
絶好調は危険 ほか)
→本番をより平常心に近い状態で迎えたいなら、とにかくその前に徹底的に練習しておくことです。(P.123)
■ 第5章 私が尊敬する遅咲きの人たち(圧倒的な存在感―市村正親さん
真っ直ぐな人―葛西紀明さん ほか)
→50代だから、もう羽目は外せない。
冒険や挑戦は若者の特権。
古澤さんにもcobaさんにも東儀さんにも、そんな意識はいっさいありません。(P.149)
■ おわりに
→どんな競技であれ世界レベルの戦いに出場するとなったら、用意周到に準備をするのが当たり前で、最初から軽く勝てるなどと考えている人は、選手にもスタッフにもひとりもいません。それでも思いどおりにいかないのがスポーツなのです。(P.155)
人生全体から見たら、二年や三年の遅れなんて誤差のうちでしょう。つまるところ、それが遠回りかどうか決めるのは自分しかいません。(P.45)
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