こんにちは!木村です。
月曜日と火曜日で、生まれて初めて浜松に行ってきました。そして、ハンバーグで有名な静岡のレストラン
「さわやか」で念願のハンバーグを食べてきました。品質を守るため静岡県外には出店しないという姿勢が素晴らしいですねぇ。静岡に行かれた際には、鰻もいいですが、まるでステーキを食べやすくしたかのような
「さわやか」のハンバーグを一度食べてみることをオススメします!
さて、今日の
暮しの手帖社風「経営のヒント集」は…
2015年5月20日 決算対策というと、決算間際に行うイメージが強いですが、私は期首から対策は始まっていると考えています。
決算対策という言葉から、決算直前にかけこみで対策すれば何とかなると思われる方がいれば、それは誤りです。よい決算を組むためには、早めに対策を講じる必要があります。
というのも、黒字の場合の決算対策も赤字の場合の決算対策も、その効果は実行する期間に比例するからです。対策を6ヶ月実行できれば、1ヶ月実行した場合の6倍の効果を得られるわけです。
わかりやすい例で言いますと、節税対策で中古車を期末に買っても、1ケ月分しか減価償却できません。半年前に買えば、同じお金を支出したにも関わらず償却費は6倍になります。
経費削減をする場合でも、その実行が期末であればコストダウンの効果は1ケ月分です。これでは決算書もほとんど改善しないですよね。
そのためにも、毎月の月次をタイムリーに行うことです。そして月次決算でも、月次償却・月次棚卸を実施して下さい。そして消費税の課税事業者であれば、必ず税抜経理で行うことです。これらを月次に織り込まなければ、決算で大幅に数値が狂うことになります。
また、損益予測の精度を上げるためには、経営者・経理担当者・税理士間のコミュニケーションを良くすることも大切です。
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きむカフェとは?木村の「経営のヒント集」は、気張った言葉ではなく、自分の実体験や経験にもとづくささやかな経営上の「ヒント」を書き続けていきたいと思っています。今後もどうぞよろしく(^^)
この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、
「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。
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