弊ブログは、野球に興味のない方もご覧頂いていますので補足しますと、この菊池二塁手、特に守備で超人的なプレーを繰り広げ「守備で球史に名を残すのではないか」と、広島カープファンからだけではなく、世の中の野球好きからも大注目を浴びている選手であります。
で、この本を読んだ率直な感想ですが…
「まだまだ本を書くのは早い!」
いくら、野球界を変えるかも…という予感を感じさせる華のある選手とはいえ、キャリア4年目ですからね!!
身体能力の塊のような菊池選手が、体力も衰え始めた頃にどんなキャリアを築いていくのか、どうやって円熟していくのか。
そこを見守りたい選手なので、10年後、20年後、再度書かれるであろうお菊本に期待しています!
とはいえ、
・少年野球時代は楽しみながら、基礎の徹底を。
・地味な練習(私たちで言えば仕事)に意義を持たせ、それを楽しむコツ。
・数字は追い求めない(目的は勝つことだから、3割などの数字を目標にするのは本末転倒)。
・「課題」を持つことは大切だけど「悩む」のはNG。
・自分のコンプレックス(菊池選手の場合は小柄なこと)を長所にする逆転の発想。他人は逆に自分を羨んでるかもよ?
などなど、一般人にも応用のききそうなことが随所に書いてあります。自分と菊池選手の考え方や性格の違いを考えながら、取り入れられそうな部分を取り入れてみよう!と思いつつ、あっという間に読めてしまいました♪
特に広島カープファンの方なら、文句無しに楽しめます。行間から
「ああ、あの時のチームってこんな状態だったのね…

」と裏事情が透けて見える…(例えば暗に、カープのベテランが『明るくない』と言っちゃってますwあ、別に『暗に』ではないかw)。
あと、本書の中で、カープの期待の星ながら今ひとつ開花しきれていない堂林選手について、菊池選手は何度も言及しています。彼の真面目すぎるところやメンタルの弱さを心配しています。お菊、優しいんだね…。でも、個人的にはこれを読んだ堂林選手が
「そうか、やはり僕って、そう思われてるんだ…」
とますます落ち込まないか不安です
頑張れ!堂林!!
コメント