キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ(ライブドアブログ)は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。


日刊 > 日々のヒント

こんにちは!木村です。
明日からセンター試験ですね。受験生はさすがにこのブログ見ていないか…。でも、もし見ていたらと思って、アドバイス書きます!ここまで来たらジタバタせず、ベストコンディションで臨むことだけ考えて下さい。当日遅刻しないよう経路を確かめ時間にゆとりを持ってお出かけください。あと、日曜までナマモノは食べないように。

さて、事務所ウェブサイトトップページで暮しの手帖社風「経営のヒント集」を始めて二週間。7日ごとに、一週間分の「経営のヒント集」をこのブログでご紹介しております。

椅子icon

で、Facebookページのほうにこの「ひとこと」の解説を平行して書いているのですが、その解説が徐々に長くなる傾向にありませす^_^; 毎回下手したら、ブログ1エントリー分くらいあるかも…。このブログの更新もがんばらなくては!


2014年1月8日 「最近の若い子は松下幸之助を知らない」という前に、あなたはホリエモンの本を読んでいますか?新しいものに、どんどん目を向けていきましょう。
従業員に「こうしてほしい」と思うことをわが身に置き換えてみると、逆に恐ろしいほど自分は実践できていないことが、多々あります。

従業員の世代が熱狂しているものに目をとおしたことはありますか?「松下幸之助を読んでみなさい、ドラッカーを読んでみなさい」と言う前に、自ら食わず嫌いをせずに色々な情報を収集する姿を日頃から見せていれば、従業員もおのずとその気になるものです。

あと、「古典」も大切ですが、これからという人物や事象に学ぶことは、経営の上でとても大事です。従業員に「いま、面白いもの、なに?」と聞いてみる姿勢が、経営者・会社を育てます。

2014年1月9日 もしあなたに、一日一時間×一か月、いや二週間勉強できる時間があれば、学ぶべきは「簿記3級」です。経営の上で一生の財産になりますよ。
経営者の方が、もし自由な時間をねん出できるしたら、英語・パソコン・その他の資格…いろいろ学びたいことが出てくると思います。でも、確実に知識が身につき、経営の上で大きな力となるとすれば「簿記」です。しかも3級程度の知識で結構です。

簿記3級の知識を身につければ「この取引が、B/S、P/Lのどこにどういった影響を与えるか」はすぐわかります。「決算書の読み方」の本はいっぱい出ていますが、王道は簿記3級程度の知識を身に着けること。会社の数字に強くなるためにはこれに勝る近道はありません。

2014年1月10日 名刺交換とあいさつは先手必勝です。地位がある方ほどこれができたら素敵です。
新入社員だった頃、こう教わった方は多いと思います。でも、年齢を経て社会的地位が上の立場にたつと、つい「そっちから挨拶してこいよ」と思ってしまいがち。でもそれは、とてもみにくいことです。

逆に、年齢や経験を経た人でこれできたら、すごい!好感度がアップするだけでなく、こうすることで、出会いやあなたの世界が広がるチャンスが、何倍にも増えることでしょう。

2014年1月11日 一年の36分の1が終わりました。あと35回の繰り返しで2014年が終わります。一日・一ヶ月・一年・一生。前向きに終わりを意識しましょう。
大学生の時、卒ゼミの寄せ書きで「人間いつかは死ぬんだ」と書いたら、友人にびっくりされました(^_^;
でも、これは破れかぶれな意味ではなく、常に「終わり」を意識することで、やるべきことに前向きに対峙できると考え、こう書きました(学生の頃の自分はすごかった…)。

「終わり」を意識するだけでなく、具体的な時間・日数を意識できればより効果的です。「夢に日付を」と言った方がいましたが、「夢の日付」までの残り日数も、カウントダウンしていきましょう。

2014年1月12日 「読書はどうも苦手」という方は、「読む」という意識を捨てて本の中のフレーズを拾うようにするといいですよ。そう、雑誌を眺める感覚で。
休みの日、休日は本を開きましょう。知らない世界に出会いに、本屋に出かけましょう。

ビジネス書を読む時のコツです。「読書はどうも苦手で」という方は、「一言一句逃さず読んでやる」と、肩に力が入ってしまっているのかもしれません(私も そうでした)。「読む」という意識を捨てて、まず目次や「はじめに」「おわりに」を読んで「この本から何を得たいか」を考えてから、お気に入りのフレーズ を拾うような感覚で本を眺めるといいですよ。そう「雑誌」を眺めるあの感覚です。

2014年1月13日 一日に一円もお金を使わない日のことを「休財日」といいます。定期的に実践すると、自分のお金の使い方を見直すよいきっかけになります。
7〜8年前にある方からこの「休財日」を教えて頂きました。定期的かつ意図的にお金を使わない日を設けることで、お金のありがたみを痛感し節約につながる という効果以上に、自分がどんなことに・どんな局面でついお金を使ってしまうのか、気づかせてくれる良い機会になるとのことでした。それ以来、私は週に一 度程度実践するようにしています(その方のブログに休財日に関するエントリーがあったので、今回紹介しようと思い改めて確認したところ、ブログを閉鎖され ているようでした。残念)。

「休財日」を実践するようになって気づいたのが、消費をしたりどこかに出かけなくても、意外に豊かに暮らせるということ。

そして「休財日」をもうけると、お金を使わずにその日一日をどうやって楽しく過ごすか、想像力・創造力を高めることができます。経営者の方こそ是非実践を。いろいろアタマのツボが刺激されると思います♪

2014年1月14日 会社の決算の際、役員の任期を確認しましょう。役員変更の登記手続きは、忘れてしまいがちなことの一つです。
有限会社や合同会社はふつう役員の任期がないので、任期満了による改選はありません。

ところが株式会社には役員の任期があります。任期満了の際には、再任(重任)でも役員変更登記の必要があるので注意しましょう。

また、会社法の改正で任期を最長で10年まで設定できるようになったこともあり、この影響で役員変更登記を失念してしまう会社も増えているようです。登記の申請期間を過ぎてしまうと「過料」という罰金のようなものが科されることもあるので気をつけたいところです。

決算のたび、任期を確認するようにしましょう。



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まずは2014年の365日、この「経営のヒント集」を、雨の日も・風の日も・風邪の日も・ネタが浮かばない日も・ブログを更新できなくても(汗)、何はともあれこれだけは続けてみます。気張った言葉ではなく、自分の実体験や経験にもとづく、ほんとうにささやかな経営上の「ヒント」を書き続けていきたいと思っています。どうぞよろしく(^^)


この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


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