キムラボ 〜 旅する税理士・木村聡子のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

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「この1月1日から、あなたが知らないうちに始まっている税制改正」シリーズ。
その(3)は、給与所得控除の改正です。

■ そもそも、給与所得控除って?

給与について税金の計算をする際、給与収入の額にダイレクトに税率を掛けるわけではありません。まず、給与収入から「給与所得控除」を引いて、課税対象となる給与所得の額を計算します。

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さらに給与所得から、年末調整でおなじみの生命保険料控除や社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除…などの14種類の控除を引いたのちに税率を掛け、その年の税金の額が決まります。

では、給与所得を計算する際に引かれる「給与所得控除」とは何か?
これ、通称「サラリーマンの領収証のいらない必要経費」——つまり、給与を得るための経費を概算で計算したものです。

この給与所得控除、去年までは、給与収入に応じて次の計算式により計算されていました。最低で65万円の控除が受けられ、上限はありませんでした。

 (去年までの給与所得控除計算式)
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給与収入が年1,000万円であれば
収入金額の5%+170万円=220万円が、
給与収入が1億円であれば
収入金額の5%+170万円=670万円が、
概算経費として認められていました。給与収入の額に比例して、概算経費はうなぎのぼりだったわけです。


■ 今回の改正の内容は?

今回の改正は、この天井しらずだった概算経費を頭うちにするというものです。その頭うちとなる金額は245万円です。
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給与収入1,500万円までの方はこの改正の影響は無し。
1,500万円を超える方は不利
に働くということで、高所得者に冷たい改正などと言われています。


■ 具体的な影響額は?

では、年収1,500万円超の方にとって、どれくらい税額に影響があるのでしょうか?
給与収入2千万・5千万・1億円(それぞれ
所得控除120万円として)で試算してみました。

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改正後は、昨日お話しした復興特別所得税も加わって、かなり増税額が大きいことがわかります。

繰り返しになりますが、昨日の復興特別所得税は、税額が発生する人であればだれでも影響を受ける改正でしたが、この改正は、給与収入1,500万円超の人が影響を受けるものです。

個人的には
「給与所得控除の改正の影響をうけちゃった〜」
と、嘆いてみたいものです…



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φ(..)今日の税理士事務所のぶつぶつ

この改正は金持ちいじめなんでしょうか?消費税増税の前に、低所得者層のガス抜きのためになされたものなんでしょうか?

おお!きてぃくん。珍しく社会派な発言だねぇ。

からかわないでください。ぷんぷん。

ご、ごめん。でも、この改正は妥当じゃないかな。実際に年収1億の人が、その収入を得るために670万円の経費を使っているかというと、そうとも言えないし。

そもそもサラリーマンは、どうして大雑把な概算経費で所得を計算するんですかね。

おっといい質問だね。それは明日のぶつぶつへ続く…

続くって、このコーナー、読んでいる人がいるのかなぁ?

(*´ェ`*)今日のカフェ

まだ近隣のカフェが正月休み中なので、iPhoneのフォトストリームの中から、思い出深いものをピックアップ。

そうだ。ここ。

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ミルスタ(milsta) いばらきのミルクスタンド

「カフェ」とは言えないかもしれませんが…。

11月に仕事で水戸に行ったときに、駅ビルに可愛い「ミルクスタンド」が。どうも茨城の酪農・農業をアピールするために作られた、地産地消のミルクスタンドのようです。

こういった公的なアンテナショップのわりに…といっちゃ失礼ですが、ロゴとかキャラとか、かなりセンスいいです。もっと写真撮っておけばよかった。

ホットミルクやアイスクリームなど、どれにしようか迷ったのですが、茨城の味を一度で二度楽しめる、梅シェイクにしました。

写真 2012-11-08 17 03 23

シェイクといっても、茨城岩岡産の梅シロップと、筑波山麓のとれたて牛乳を軽くステアしたような感じで、甘さ控えめ。ヨーグルト飲料のようにさわやかでした。

水戸駅改札そばにありますので、水戸にお越しの際、出張などで時間が無い方で、でも茨城の美味しいものをちょっと味わってみたいという方は、ぜひに。


 

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。
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