キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ(ライブドアブログ)は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。


日刊 > 税務ニュース  その他国税 > H25年度税制改正

先日の衆議院議員選挙の結果を受け、来週には自公連立政権が誕生する見込みです。
で、政権交代で職業柄気になるのが、税制改正の時期とその内容です。

KIM きむカフェ 121221


通常の年であれば、税制改正のスケジュールは、おおむね上の図のとおりですが
税制調査会のページを見ると、今日現在、「今後の予定」のところが「未定」となっています。
http://www.cao.go.jp/zei-cho/index.html

こ、こんな大事な時期に!?
それもそのはず。
政権交代に伴い、税制改正の一連の流れのスタートとなる「税制改正大綱」の作成も、
新与党の税制調査会にバトンタッチされますから。
バイバイ民主党肝いりでスタートした税調よ。

というわけで、来年度の税制改正の概要がわかる「税制改正大綱」の発表(例年12月中旬)ですが
この流れで新税調が12月にすんなり発表できるわけもなく。
報道によれば、新与党の平成25年度税制改正大綱は、年明けの1月下旬発表になるとのこと。
でも、公明党と合わない部分もあるし、一部では「2月にずれこみそう」というウワサも…。

いつも年末調整業務が終わるころ、改正大綱を読みこむのが私たち税理士の年中行事だったのですが
今年は、法定調書を作りながら、もしくは、確定申告業務をしながらの読みこみになりそうです。

(ご参考)過去に改正大綱の発表が遅れたケース



次に改正の内容について。まず、選挙前の民主・自民・公明3党合意に基づき、積み残し課題となっていた低所得者対策、所得税・相続税の課税強化などが盛り込まれるものと思われます。
つまり、棚上げになっていた相続税の基礎控除引き下げや最高税率引き上げなどが、この税制改正で取り上げられる可能性は極めて高いと思います。

とにかく自民党さん、昔のように、ひっそりと変な改正を紛れ込ませることだけはやめてくださいね!




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φ(.. )今日の税理士事務所のぶつぶつ

kimutaxさんがTwitterで言っている「不動産譲渡損損益通算NG」ってなんですか?

むかし昔、個人が所有する土地・建物等の譲渡について、譲渡損失が生じた場合には、その損失の金額を他の所得の金額から控除する差引計算(損益通算)ができた時代があったんだよ…(遠い目)。

つまり土地建物の売却で損が出ても、その損を給与所得とかからマイナスすることができたんですね。

ところが平成15年12月の税制改正大綱で「不動産譲渡損の損益通算は不可」という改正が出ることが明らかになったんだ。
しかも適用は、平成16年1月1日から…

それは衝撃です・・・!「損益通算できるうちに売ろう!」と思っても、2週間くらいしかない!!

土地建物を持っている顧問先社長に連絡するので、そのときは大変だったなぁ。。。(しみじみ)

今回の改正で、そんなサプライズはあるんでしょうか?

1月以降の税制改正だからさすがに、「25年1月1日より適用」とバックデートされるようなものは無いと思うけど…ね(^_^;)
ただ、国の財政も厳しいから、あの手この手で税収をあげる方法を模索しているのは事実。「サプライズ」が無いとも断言できないね…。

(*´ェ`*)今日のカフェ

桜新町にある自家焙煎珈琲のお店・Cerejeira(セレジェイラ)

KIM きむカフェ-1 121221

私はどちからというと、ここの珈琲よりは…
このソフトクリームのファンです!
(珈琲も美味しいんですけどね)

KIM きむカフェ-2 121221

こちらの「コーヒーソフト」はお店で淹れたコーヒーを使用しているそうです。
なので、色は薄いのですが(着色料とか使ってないのでしょうね)
しっかりコーヒーが薫ります。

コーンとグラス、どちらかで提供してもらえるのですが
私はグラスで頂くのがお気に入り。
(下のフレークが美味しいのです♪)

ソフトクリームは夏の食べものというイメージですが
これは空気の乾燥した冬、ストレートコーヒーと一緒に食すのがたまりません(^.^)

お店の場所は、サザエさん美術館近く。
桜新町にお越しの際は、ぜひ、このコーヒーソフト、召し上がってみて下さいね!




この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


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