私が廃止印を集める理由

私は、仕事や私用で訪れた街の記念に、風景印を集めていますが、廃止印に限っては、「郵頼」という方法で収集しています。

なぜかと言うと
「廃止印とは、もうその土地に行ったとしても、二度と会えないんだよな…」
と思うと、急に切なくなってそれで集めるようになりました。

「郵頼」については、こちらのページが参考になります！ 

鳥取青谷郵便局の風景印廃止の理由

なぜかこの4月20日に、鳥取県内の7つの郵便局が一斉に風景印のデザインを変更！
おかげで廃止印の依頼をするのが、タイヘンでした 

というわけで、鳥取青谷郵便局の風景印廃止の理由も、4月20日から風景印のデザインが新しくなるから。 

▼で、こちらが【新】風景印。

（日本郵便のホームページより）

これは…またもや漫画チック… 絵柄や着想から考えて佐治郵便局・岩美郵便局の新風景印と同じ方がデザインしているのかな？

新デザインに描かれているのは「弥生人、鳴り砂の浜、長尾鼻灯台、梨」とのことで、旧デザインから「梨」は引き継がれています。鳴り砂の浜ということで、よく見ると弥生人が歩いている後に「キュッ、キュッ」と擬音が描かれているところも、うーん、漫画チック

あと、長尾鼻灯台の下に兎らしきシルエットが描かれています…。調べたところ、因幡の白兎の神話の舞台は青谷町の長尾鼻だとする声もあるんだそうです。新風景印の図柄は、名物てんこ盛りです。

旧デザインに描かれているもの

さて、旧デザインに描かれている、なんとも昭和でなんとも魅力的な女性がせっせと漉いているのは「因州和紙」。今回の青谷と先日ご紹介した佐治は、因州和紙の産地。「因州佐治みつまた紙」と「因州青谷こうぞ紙」は鳥取県の無形文化財に指定されているとか。

で、佐治郵便局の新風景印には「和紙」のモチーフは残りましたが、青谷郵便局の新風景印には「和紙」は受け継がれず…。

全国的に新風景印は、POPな感じに変更される傾向があるのですが、この紙漉きの旧風景印、レトロで素敵なんですけどねぇ…(^_^; 梨の中に「鳥取青谷」と描かれているのも、ツボです。いい感じ♪の旧風景印でした。
 

▼このあたりが旧風景印に描かれていた夏泊海岸。




▼あおや和紙工房




▼鳴り砂の浜（井出ヶ浜）。




▼長尾鼻灯台


（灯台はこのちょっと先のはずなんだけど…Googleストリートビューでは近づけず…）


   
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