1月15日を〆るおはなし。
経験者だからこそ語れることがある。広島・一岡竜司投手(25)が、FAの人的補償で巨人からDeNA移籍が決まった平良拳太郎投手(21)にアドバイスだ。
(略)
「リストから選んでもらうわけだし『(上から)29番目の選手なんだ』と前向きにとらえました。」
プロ野球に詳しくない人に、ちょっと説明。
FA宣言し巨人へ移籍した山口俊投手に代わり、巨人の若手・平良投手が、DeNAへ「人的補償」で移ることになった。
「人的補償」で移籍するということは、すなわち、巨人が「この選手はDeNAには渡さない」と、プロテクトした28人の選手から漏れたことを意味する。
そこで、3年前に同じような立場で巨人からカープに移った、我らがいっちー(一岡竜司投手)が、平良投手に
「28人から漏れたんじゃない。君は、上から29番目の選手なんだ」
とエールを送ったのだ。
自分は、チームに不用だったのだ…、と思うか
いや、俺は29番目にスゴイ選手なのだ、と思うか
この差は大きい。
捉え方次第で、不遇も不満も、幸運やチャンスに変わる。
これは何も、プロ野球のような特殊な世界に限ったことではない。
それにしても、東スポの記事の中の、いっちーの言葉
「自分が(移籍して)活躍できているかは分からない」とうのが、いかにも謙虚な彼らしい。
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・生まれてから18,483日 80歳まで10,737日
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※以前より
Life Stripeというブログで、その日の中で記憶に残った言葉を散文的にいろいろと紹介していました。それを引き継ぎ、こちらのブログで2015年6月4日から「〆のおはなし」をスタートさせました。
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http://blog.kimutax.com/Ichioka-Ryuji-Taira-Kentaro28人から漏れたと思うか、上から29番目の選手と思うか(一岡竜司)
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